2022年5月12日
「日本に古くより根づく “万物に神が宿る”という観念は、生活のあらゆる側面を形成し、長いときをかけ、この国ならではの風土を育(はぐく)んでまいりました。
神々が宿る諸物のなかに、人間という生命が大切に産み落とされ、育み生かされていることを、あなたがたの先人はすでに太古の昔より感得し、日本人の精神の根底としたのです。
そしてまた、直接的に摂取する穀物(※現在では、食べ物全般を指します。)にも神の息吹が十分に満たされ、あなたがたの血肉となり日々を支えます。
神は遠くに構える存在ではなく、むしろ、あなたがたの生きるそのものに在(あ)るという、神と不可分の思想が、この国を形成しております。
見るもの聞くもの、そして食べるものすべてに“神”が在り、それら幾多の神のさなかに人間が生かされているのであれば、あなたがたは神に通じる生命なのです。
神は宇宙のあらゆるものを創造する、いわば諸物を産み出します。
ですから、あなたがたもまた人間という生命の理(ことわり=道理)に則りつつも、様々なものを産み出すことのできる“創造主”でもあるでしょう。
はたして何を、この地上に産み出すか ーーー
現実の物体(=物質)のみならず、愛も喜びも、幾重にも美しき光を産み出すことができるのが人間です。
ですから神々は、あなたがたの産み出す力に人類の未来を託します。
人類がともに和し(=調和し)益々栄えるために、良き地上を創造することを、神ではなく、神とともに在るあなたがたが担うのです。
そのために、米一粒にも神が宿り、益々生命溢れる息吹となりて、あなたの身もそして心も、福々と豊かに満たされるのです。」
以上
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Source: 神々からのメッセージ
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