専門家が提言「Go To」を批判する人はウイルスを知らない【コロナ第3波に備える最新知識】新型コロナウイルスの感染拡大にまたぞろ人的交流の制限、ロックダウン論が首をもたげてきた。そもそもいったん世界中に感染拡大したウイルス感染症は、簡単には撲滅できない。この間、世界各国が行ったロックダウンが一時的効果しかないことは明らか。それなのに今の日本の状態で人の移動の制限をすることに意味があるのか? 京都大学ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授が言う。
「何度も申し上げていますが、Go Toのせいにするのは筋違いであり、それを理由にしていては本当の感染対策がおろそかになり逆効果です。いま、感染者数が増えている主な理由は、①コロナウイルスの活動が活発な冬を迎えたこと、②個々人が基本的なウイルス対策を守らないからです」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec5a0e5f3034f7aa730dab24bd03f61b0ef83dd2
本当に首相が言わなければならないことは、そしてもしその首相に少しでも人間としての常識や良識があるのならば、次のような国民に対する声明になるはずです。「専門家による様々なデータ分析の結果を見ると、政府のGo to政策が原因でコロナウイルスの感染拡大を引き起こしたことが判明しました。国民の皆様には本当にご迷惑をおかけしたことになります。」
「私達もこのままでは今までインバウンド需要で潤っていた観光業や飲食業の経済的なダメージが大き過ぎると思い、そこで働く人の雇用を守るという意味でもこの経済政策を進めてきましたが、ここに来て国民の皆様の健康被害が大きくなることが分かりました。」
「また感染拡大による医療機関の対応がひっ迫していることも考慮して、政府としては即刻この政策をやめることにしました。我々の失策により第3波と言われるコロナウイルスの更なる流行を招き大変なご迷惑を国民の皆様におかけしたことに関して、重ねてお詫び申し上げます。どうも申し訳ございませんでした。ごめんなさい。」という声明になります。こういうことを言えば、もうちょっとは国民の理解が得られるのに、プライド(自我)が邪魔してそれが言えない。
宮沢准教授はこの道33年のベテラン獣医ウイルス学者。犬や猫、猿のウイルスを中心に、地道に33年間研究を行い、これまで扱ってきたウイルスは人獣共通感染症ウイルスも含めて、優に50種を超える。大学では、ウイルス学、人獣共通感染症学、公衆衛生学の講義を担当してきた。
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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