この世に、“罰(バチ)”というものがあるのだろうか...。

5年前、母は甲状腺がんで死んだ

甲状腺がんが原因で亡くなることはほとんどない

なのに母は、死んだ

「なぜ、母なんだ。
 なぜ、私じゃなくて、母なんだ...」

母が私に暴言を吐いていたから?

母が私に暴力を振るっていたから?

母が私に、
「あんたなんか産まなきゃよかった」と言ったから?

...だから、バチが当たった?

では、私はどうなのだろう

私が乳がんになったのも、“バチ”なのだろうか――

がんになると、

「きっと、バチが当たったんだわ」

「何も悪いことをしていないのに、
 なぜ、がんになったんだろう...」

と、自分を責める人は少なくない

ある専門家が言っていた

『がんになるかならないかは“運”である』

と...

確かに、今や、
“日本人の2人に1人ががんになる”時代だ

“運”と言ってしまえば、そうなのかもしれない

  が、「運が悪かった」とは思いたくないもので...

がんの原因は様々挙げられている

いわゆる“生活習慣病”の原因の類である

が、はっきりとした原因がわからないことも多い

私ではなく母が先に逝ったこと――

そこに無理矢理、理由をつけるとしたら...

「私は、
 “生きる試練”を与えられているのだろうか...」

きっと、まだまだ生きていかなければならない意味が、
そこにはあるのかもしれない――

  ...と、考えてみると、
  生きることが少し豊かになってくる

  がんになったのは、誰のせいでもない

  もちろん、自分が悪いわけでもない

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Source: りかこの乳がん体験記

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