母と彼の共通点。

その他

過去の写真を少し見ていた

...と言っても、
今は、一枚一枚プリントしたものではない

パソコンに保存している“画像”である

自分の遺影になりそうなものがないか、
ちょっと物色していたのだ

が、写真を撮るのが好きな私ではあるが、
“撮られる”となると拒絶反応を示す

そのため、
私自身が写っている写真がほぼないのが現状なのだ

ようやく、
大勢で写っている中にいる自分を見つける

私の顔だけトリミングし、引き伸ばし、
色合いを変えてみる――

が、そこはやはり、大勢の中の一人だ

ドアップにしたところで、
精細度は大きく失われている

とても“遺影”にはなりそうにない

が、“万が一”のときのために、
一応保存をかけておく

  “遺影の在りか”も、
  エンディングノートに記しておかねば...

そんなとき、目に飛び込んできた一枚の写真

2020/09/08 母

母が亡くなる1か月半前に開いた、
食事会の写真だ

余命を知らずに楽しむ母

「頑張って治します!!」と、
みんなの前で宣言していた母

ここにいた誰もが、母の余命を知っていた

このとき、すでに母の顔は浮腫み、
以前の母の表情ではなくなっていた

少し前になる

“人気若手俳優が自ら命を絶った”という話題で
世間は騒然となったことがある

私は特に彼のファンではない

が、彼の名前が、
別れた夫の子どもの名前と似ていること、
加えて、年齢も近い

そんなこんなで、
テレビで彼を見るたび、名前を耳にするたび、
なんとなく気になる存在だった

そして、あれほど人気があり、
仕事も順調そうに見えていた彼が
突然、命を絶ったことに、
特にファンでもない私でさえ大きな衝撃だった

その衝撃は、今でも引きずっているほどだ

その彼が自ら命を絶った日...

それは、母が亡くなった日だ

様々な事象が重なり、
なんとなく気になる彼の存在――

  彼からは、なんとなく、
  大きな“孤独”を感じるよね...

   1日1回、応援のクリックお願いします
       日々の励みになります
    両方押していただけると嬉しいです
       ↓         ↓
    にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
  人気ブログランキング   にほんブログ村


 ★しこり発見から治療までの経緯は⇒
こちら

 ★さらに詳しい経緯を更新中⇒≪私の記録≫から


Source: りかこの乳がん体験記

コメント

タイトルとURLをコピーしました