『ローマは一日にしてならず』

医療機関

そろそろ、在宅医療を始めましょう。

 

そう言われた時、どう思いますか?

 

そんな往診してもらうほどじゃあありません。

まだ家族が通院介助できるので、往診の先生は要りません。

 

そんな返事をよく聞く。

 

でも、実際には、

介護保険の認定は受けていて、

ケアマネさんも居て、

週1回訪問介護が入ってます。

週1回デイサービス行ってます。

みたいなことが多くある。

 

こんな場合、

主治医は、中核病院の先生なので、

 

なにかご本人に起こる時、

中核病院に家族が連絡、救急車、

救急外来受診、入院、もしくは、通院継続。

となる。

 

これで、いいのか悪いのか、どうだろう?

 

 

住み慣れたところで人生を全うしたいのか?

それとも、そうではないのか?

どちらだろう?

 

住み慣れたところで人生を全うしたいのなら、

僕は、これは良くないと思う。

 

 

住み慣れたところで人生を全うするという大事業には、

素敵なザイタク支援チーム『作り』が必要です。

 

まさに、『ローマは一日にしてならず』というように、

チーム『作り』には、時間と労力がかかる。

当たり前だ、そこには多くの人がかかわるから。

 

そして、その、チーム『作り』は、

ご本人、ご家族、市民さんを中心にだ。

医療者(医療保険領域)だけでは、ローマはできない。ローマにはならない。

介護者(介護保険領域)だけでも、ローマはできない。ローマにはならない。

 

みんなで、チームを作って、

大事業を成し遂げたいと僕は考えている。

チームが作れなければ、その夢は決して叶わない。

 

チームが、必要なのではなく、

チーム『作り』が、必要である。

ここがポイントだ。

 

 

 

 

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そして、

ドキュメンタリー映画『けったいな町医者』公開まで、あと39日。

映画『痛くない死に方』公開まで、あと46日。

 

 

 

 

Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」

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