今、この時間にも...。

『日本人の2人に1人ががんになる』――

すごい確率だ

今、こうしている時間にも、
がんを告知され、涙を流している人がいるのだ...

私もそんな悲しみを経験した

「死ぬんだ...」
「死ぬんだ...」
「あとどれくらい生きられるのだろう...」

それしかなかった

がんを見落とし、
「そのままにしておいていい」と診断した医者を恨んだ

泣いた

泣きまくった

泣くつもりがなくても、
熱い涙が次々と頬を伝ってくるのだ

風呂場では号泣だった

なんにもやる気の出ない2週間だった

同じ時期にみつかった母のがん

母もまた、悲しみと絶望の中にいた

そんな母は、毎日家族のために食事をつくっていた

「すごい」と思った

私はなんにもできずに、ただ泣いてばかりいたのに

...なんだか、ふと、そんなことを思い出した

  「がん」と言われれば、誰だって落ち込む

  眠れなくなるし、食べられなくもなる

  涙も流れる

  悪いことばかりが頭に浮かぶ

  でも、必ず希望は見えてくる

  医学的に、落ち込む期間は“2週間”

  それを過ぎれば気持ちが切り替わるらしい

  確かに私もそうだった

  人間の、“前に進もうとする力”って、
  自分が思っているよりすごいのだ

  「大丈夫」

  そんな言葉は無責任かもしれない

  でも、「大丈夫」

  きっと、大丈夫――

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Source: りかこの乳がん体験記

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