関節リウマチの関節保護目的に
デノスマブ(プラリア)も使用することが
近年できるようになりました。
エビデンスとしては以下です。
まずRAの血中RANKL濃度は高値です。
(Arthritis Rheum. 2002 Jul;46(7):1744-53.)
DESIRABLE試験
国内第3相試験
csDMARDs ± プラリア 60 mgを6ヶ月毎
プラリア有りでΔTSSが小さかった
DRIVE試験(Ann Rheum Dis. 2016 Jun;75(6):983-90.)
国内第2相試験
MTX ± プラリア 60 mgを2・3・6ヶ月毎
プラリア2ヶ月毎が最も骨変化が少なかった
免疫を抑えることなく関節が守れるのは
これまでにない治療方法だと思います。
関節リウマチ 骨粗鬆症で書いた通り
RAには骨粗鬆症がとても多いので
どちらの治療も兼ねて一石二鳥ですね。
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