「そういえば“みそ汁”って、
“がん予防効果”があるんじゃなかったっけ...」
...と、
今朝のおみそ汁の写真で、ふと思い出した
それは、
『みそ汁が乳がんのリスクを下げる』
...というもの
ほかの部位のがんにもいいらしい
まぁ、発酵食品でもあるわけで...
たとえば、
『豆腐、納豆などの大豆製品を毎食摂っている人は、
摂っていない人に比べ、
乳がんのリスクが半分近くに減らせる』
とか...
そんなに減るのかは、
疑問が残るところではある
ホルモン治療をしているとき、
「大豆製品は女性ホルモンと似たような働きをするので、
摂らない方がいい」
と、聞いたことがある
大豆に含まれる“イソフラボン”が
エストロゲンと同じような役割を持つとか
私はその言葉に逆行するように、
大豆製品を積極的に摂取していた
なにより、良質のたんぱく源である
毎日の朝食には、ヨーグルトにきな粉をかけ、
昼食には納豆を食べた
「大豆製品を食べたくらいで、
乳がんが再発するわけがない」
それよりも、栄養豊富な大豆製品
摂らない手はない
同じく近年は、
「コーヒーががんを抑制してくれる」という話もある
昔は、
「コーヒーを飲むと胃がんになる」と、
“コーヒーは悪”とされていた
今でもそんなことを言う看護師がいて驚いた
“コーヒーが身体に悪い”とイメージさせるのは、
あの苦さと色合いだろうか
確かに、コーヒーに入れる砂糖の量には、
気をつけたいところだ
がん患者の間で、ほかに出てくる話題は、
○パンは食べない方がいい
○牛乳は飲まない方がいい
○オーガニックがいい
○甘いものはがんの餌
「パンは食べない方がいい」
「グルテンフリー」
...というわりには、
世間では、
“高級食パン”がもてはやされているのはなぜなのだろう
牛乳嫌いで15歳までほとんど飲むことがなかった私が
乳がんになったのは、ここでも何度か記述済み
「オーガニックを食べていればがんにならない」
「甘いものを食べたから再発した」
そんな馬鹿げた話を耳にしたこともある
これまでたくさんの患者さんと接して強く感じることは、
「あふれた情報に惑わされている人たちが
本当に多い」
ということ
その中でも、ひとはどうしても、
“悪い情報”に流されてしまう傾向にあるように思う
食べたいもの、食べましょ
楽しく、おいしく
それだけで、きっと気持ちも明るくなれるはず
楽しく食べて、
「おいしい」と感じることが、なにより、
がん治療の手助けをしてくれているように思う
“身体にいい”と言われているものでも、
何をもって、“身体にいい”のか
曖昧なことも多いが...
嫌いなもの、
おいしくないものを嫌々口にするのは、
気持ちも楽しくない
“食”は、“生きるため”だけではなく、
“楽しむため”のものでもある
せっかくの人生
一度しかない人生
どうせなら、楽しみたい
甘いものだって食べたっていい
甘いものを食べると、幸福感でいっぱいになれるから
その“幸福感”がなにより大切だと思うのだ
“身体にいいから”といって、
そればかり摂るのは逆効果
何事も、“適度”
乳がんになって感じるのは、
「昔ながらの日本食がいいのかもしれない」
ということ
くれぐれも、塩分は控えめで
そして行きつくところは、やはり、
“バランスのいい食事”
...ということだ
そこに、
○適度な運動
○規則正しい生活
を組みあわせれば、最強なのだろう
もちろん、過度な飲酒と喫煙は、
言わずもがなである――
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Source: りかこの乳がん体験記
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