神の詩 序章5
神の詩「バガヴァッド。ギーター」を読み解いていく前の
事前知識の続きがもう少し続きます。
シャンタヌ王の継承者たち
シャンタヌ王は、
二番目の妻サティヤバティの間に2人の息子
兄チトラーンガタと弟ヴィチトラヴィーリヤ
をもうけます。
二番目の妻サティヤバティの間に2人の息子
兄チトラーンガタと弟ヴィチトラヴィーリヤ
をもうけます。
そのどちらの王子が、
王位を継承する予定となりました。
しかし、
兄は戦争で亡くなります。
弟は二人の女性と結婚したものの、
やはり若くして亡くなってしまいます。
王妃サティヤバティは、
ビーシュマに王家存続のために、
結婚するよう願いますが、
ビーシュマはシャンタヌ王との誓いを守り、独身を通します。
ビーシュマに王家存続のために、
結婚するよう願いますが、
ビーシュマはシャンタヌ王との誓いを守り、独身を通します。
そのため
バラタ族の王位継承問題が発生します。
バラタ族の王位継承問題が発生します。
王家の血筋を途絶えさせないために、
継承者の息子がいない場合には、
近親の聖者と姫との間に子供がいれば王位継承権を与えるという取り決めがありました。
シャンタヌ王と妻サティヤバティは、
聖者ヴィサーヤに、
亡き若い王子の二人の姫たちとの子作りを依頼します。
聖者ヴィサーヤに、
亡き若い王子の二人の姫たちとの子作りを依頼します。
最初の姫は、
聖者ヴィヤーサを怖れて目を閉じてしまいました。
そのため彼女が生んだ息子は盲目となりました。
この息子が、ドリタラーシュトラ(兄)です。
聖者ヴィヤーサを怖れて目を閉じてしまいました。
そのため彼女が生んだ息子は盲目となりました。
この息子が、ドリタラーシュトラ(兄)です。
次の姫は、
聖者ヴィヤーサを清らかに受け入れました。
その彼女が生んだ息子が、パンドゥ(弟)です。
聖者ヴィヤーサを清らかに受け入れました。
その彼女が生んだ息子が、パンドゥ(弟)です。
さらにサティヤバティは、
再度最初の姫を聖者ヴィヤーサの元へと送ります。
しかしながら姫は聖者の醜さに耐えられず、
自分の代わりに召使を派遣しました。
再度最初の姫を聖者ヴィヤーサの元へと送ります。
しかしながら姫は聖者の醜さに耐えられず、
自分の代わりに召使を派遣しました。
召使の女性は礼儀正しく聖者に仕えて、
賢者ヴィドゥラを生みました。
霊的解釈では、
兄チトラーンガタは、
神の意識を維持したために地上には長く留まらなかったことから
物質化される前の分け御霊(分霊)の意識の象徴となります。
弟ヴィチトラヴィーリヤは、
神から分離した分け御魂(分霊)の純粋自我の象徴です。
やはり神の意識を維持するために、
地上には長く留まっていません。
これが
二人とも若くして亡くなった(地上に長く留まらずに天界へ戻っていった)
ことで象徴されています。
二人とも若くして亡くなった(地上に長く留まらずに天界へ戻っていった)
ことで象徴されています。
ただ、
弟の方は、分け御霊としての自我があったために、
二人の妃を残し、
そこから地上への子孫が繋がっていくことになります。
最初の姫は、人間のネガティブな面を象徴し、
二番目の姫は、ポジティブな面を象徴しています。
そのため、
ドリタラーシュトラ(兄)の家系はネガティブな面、
パンドゥ(弟)の家系はポジティブな面を受け継いで拡げていきます。
続きます。
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Source: ひかたま(光の魂たち)
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