神の詩 序章6

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神の詩 序章6

神の詩「バガヴァッド。ギーター」を読み解いていく前の
事前知識の続きがもう少し続きます。
霊的解釈は長くなるので、
バガヴァッド・ギーターの本文になってから解説していくとして
少し省いて先に進めていきましょう。

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兄ドリタラーシュトラと弟パーンドゥ

ドリタラーシュトラは、
盲目だったため、
王位の継承は出来ませんでした。

ビーシュマは、
ドリタラーシュトラと隣の国のお姫様ガンダーリを結婚させました。

ガンダーリは、
夫に忠実であろうとして両目を布で覆い隠しました。
やがて彼女は妊娠しましたが、
2年経っても生まれることが無く、
お腹を強く叩くと大きな肉塊を産み落とします。

そこに聖者ヴィヤーサが現れて、
その肉塊を100に切り分けますが、
ガンダーリはあと一つ娘の分も欲しいと懇願し、
101個にしました。

それらは、
ギー(バターの脂肪分)の中に2年間保存しました。
それらが100人の息子たちと1人の娘となり、
息子たちは「カウラヴァ100人兄弟」と呼ばれます。
長男は、ドゥルヨーダナです。

さらに
ドリタラーシュトラは第二妃ヴァイシャとの間に、
一人ユユツという息子ももうけます。

ユユツだけは
唯一戦争でアルジュナたちのパーンダヴァ兄弟側につき、
生き残ることになります。

弟パーンドゥは、
とても勇敢で人徳もあり、
王になりました。

顔が真っ白のために「蒼白王」と呼ばれるようになりました。

名前のパーンドゥ(蒼白)の語源も
サンスクリット語のpand(白い、純粋な)に由来します。
清らかさ、純粋な知性・理知の象徴です。

聖書でも随所に白い色が出てきますね。

「彼らは白い衣を着て、わたしと共に歩みを続けるであろう。彼らはそれにふさわしい者である。勝利を得る者は、このように白い衣を着せられるのである。」ヨハネの黙示録3:4-5

前にも書きましたが、

ドリタラーシュトラは、のちに王になります。
サンスクリット語のdhrta(強く支える)、rastra(王国、世界)、raj(規則)
を合わせた名前であり、
「感覚器官の世界に強く繋がっている」
という意味が込められています。

そのため、
ドリタラーシュトラは
物語の中で
「欲望に負けて地上の感覚器官から離れられない人間の性質」
をよく表現しています。

彼は盲目なのですが、
この盲目であるというのは、
心の目が盲目、
つまり
「無知」を象徴しています。
ドリタラーシュトラの長男であるドゥルヨーダナは、
サンスクリット語のdur(困難)、yudh(戦うこと)
が合わさった名前であり、
主人公アルジュナが最も戦うのが困難な相手、
つまり
解脱に最も障壁となる「欲望」の象徴です。

あとの99人は、
人間の悪しき性質の象徴です。

怒り、嫉妬、暴力、短気、不正直など・・・・


バガヴァッド・ギーターでは、
ドリタラーシュトラ王は、無知または無明の象徴
ドゥルヨーダナ王子は、貪欲の象徴
として読み進めていく必要があります

パーンドゥ王は
純粋な知性・理知の象徴
であり、
パーンドゥ王の息子たちが
バガヴァッド・ギーターの主人公になります。

難しい名前がたくさん出てきて
そろそろ混乱するころでしょうか。

でも
今は
忘れてもいいのです。

もう少し
事前知識が続きます。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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