ここ数年で色々なアニメを見てきたが、特にハマったのは4作品。
4大神アニメ
- シュタインズ・ゲート
- まどかマギカ
- Fate/Zero
- コードギアス
アマゾンプライム会員であれば、シュタインズ・ゲートとまどかマギカ、Fate/Zeroは見放題になっているので、見なおしてみた。
今回は最近続編も放送されたシュタインズ・ゲートの感想と解説。
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▼前回はFate/Zero▼
ここ数年で色々なアニメを見てきたが、特にハマったのは4作品。
4大神アニメ
シュタインズ・ゲート
まど…
シュタインズ・ゲートのあらすじ
主人公は重度な中二病の大学生・岡部倫太郎。
彼は自らを「マッドサイエンティスト・鳳凰院凶真」と名乗り、同じ大学の橋田至(ダル)、幼馴染の椎名まゆりと共にヘンテコな発明を繰り返していた。
▼岡部は白衣で街中をうろつく、かなりイタい人物▼
岡部の脳内設定
世界を影で操る「機関」(架空)を監視しつつ、ケータイから受信する運命石の扉(シュタインズゲート)の導きに従い世界の支配構造を変革し混沌を巻き起こす狂気のマッドサイエンティスト。
ところが、脳内設定であったはずの秘密組織から本当に命を狙われることになってしまう、というお話。
序盤ははっきりいってあまり面白くない。
岡部はウザいし、ギャグは面白くないし、展開は遅いし、話はわかりにくい。
ところが12話で異変が起こる…!
衝撃に次ぐ衝撃。22話、23話は涙なしにはみられない。
おそらく24話までみた人は岡部(鳳凰院)の見方が180度変わっているはずだ。
▼同じような「痛い」シーンだが、まったく印象が変わる▼
まだみていない人は是非ネタバレをみないで視聴して欲しい。
以下ネタバレ感想。
シュタインズゲートネタバレ感想
12話の衝撃
序盤のユルい雰囲気からこんなシビアな展開になるなんて予想もしていなかったので驚いた。
まさか、まゆりが殺されてしまうなんて…。
そこから話は一気にシリアスになり、まゆりを救うために岡部はタイムリープを繰り返す。
ここらへんから話はぐっと面白くなる。
さらに衝撃の21話・涙の22話
放置されていてよくわからなかった今までの伏線が13話以降で回収されていく。
まゆりを救うために何度もタイムリープを繰り返す岡部は、今まで気づいていなかった仲間たちの想いを知る。
まゆりを救うためには、そんな仲間たちの想いを踏みにじることになる。
序盤のユルい展開から一転して、切ない物語に変わっていった。
岡部は何度も何度もタイムリープを繰り返し、その度に紅莉栖助けられる。
そして仲間たちの想いを犠牲にした結果、ようやくまゆりを救う方法が判明するが…。
まゆりを救えば紅莉栖は死ぬ。
まゆりか紅莉栖どちらか1人しか助けられない。
あまりにも辛い選択。
ただでさえ辛い展開が続いていたのに、これは衝撃的すぎた…!!
ここまで見ると最初はウザかった岡部に感情移入してしまっていた。
最終的にはまゆりを選択し、紅莉栖の存在は消失。
岡部は「鳳凰院凶真」の名を封印する…。
しかし22話のエンディング後に希望が!この演出にはシビれた。
感動の23話・決着の24話
まゆりと紅莉栖を2人とも救うため、再び立ち上がった岡部。
しかし作戦は失敗し、完全に希望を失ってしまう。
しかしその時、未来の自分からのメールが届く。
「紅莉栖を救うことは可能だ」
お前がα世界線で経験したことを思い出せ。
紅莉栖と共に、まゆりを救う為、多くの想いを犠牲にし、もがき続けた経験が存在しているはずだ。
お前の3週間の世界線漂流を無駄にしてはならない。なかったことにしてはいけない。
「紅莉栖を救うために世界を騙せ!」
鳳凰院凶真の復活は鳥肌モノの超名シーンである。
ここまでシリアスで辛い展開(仲間たちの想いを犠牲にした上に紅莉栖も消失)が続いていただけに、物凄いカタルシスがある。
そして第一話の伏線がすべて回収される最終話。全然意味がわからなかった第一話がこのようにつながってくるとは…!
序盤のつまらなさとのギャップが魅力の、神アニメにふさわしい名作だった。
おまけで最近放送された続編についての感想も少し。
続編「シュタインズ・ゲートゼロ」の感想
ちなみに続編の「シュタインズ・ゲートゼロ」は、23話で鳳凰院凶真が復活しなかった世界線を描くアナザーストーリー。
ギャグとシリアスが両立していた前作に比べて、ずっと暗い展開が続く。
さらに鳳凰院凶真が登場しないことに物足りなさがあった(前作の最初はウザく感じていたけど、今では完全に鳳凰院凶真のとりこ)。
前作は越えられなかったという印象である。
Source: 皮膚科医の日常と趣味とキャリア
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