第1話 不思議な リリ 始まる!

その他

これからできる範囲で(滞るかも知れないけど)新しいカテゴリの記事を
更新していきます。

それは メッセージ小説(勝手に名づけました)といいます。
物語 + メッセージ の構成になっています。

な~にが小説だ、馬鹿らしいという方も、せめて
最後の方のメッセージの部分だけでも読んでくれると幸いです。

私の頭に浮かんできた物語を淡々と書いていきますが(一話完結ではありません)
だらだらと続きます。

毎回、メッセージもつけるので、そこがちょっと違うところかなと思います。

小説のタイトルは 「不思議な リリ」
記憶喪失の少女が主人公です。

時代設定はアバウトに昔々。
陸なら馬車、海なら船、もちろん飛行機なんかなかった時代です。

国や登場人物の設定もテキトーで完全に架空なので、
どうぞご了承を。

では、以下より始めます。


昔々、常夏の島々からなる南南(なんなんと読みます)諸島というところが
ありました。

島々のちょうど真ん中辺りにあるのが
通称 「真ん中の島」

XX年6月3日、その島である事件が起こりました。

今からちょこっと説明します。

島は東西に分かれており、東部は一応栄えてる地域で
西部は未開の地。 見渡す限り、森、森、森でした。

肝心のある事件とは?
それは東部のメイン通り(海岸に沿ってる通りです)にある
牧師館の裏側で起きました。

牧師館は入り口は道に面していましたが、
裏側は海岸に面していまして、すぐに砂浜に降りれる階段も
ありました。 ちょっとオシャレですよね。

6月3日、早朝、牧師館に住み込みで働いている婆やが
海をそばで見ようと、その階段を降りていくと・・・

ござが敷いてあり、その上で少女が寝ているのを
見つけたんです。

少女といっても、ほんとにまだ幼い、せいぜい5,6歳の
子で、なぜだかそんなところに寝ていたのです。

婆やはたまげてしまい、大声を上げてしまいました。

するとその子が目を覚ましたのです。
少女はまだ意識が完全にはっきりしていない様子で
ぼんやりとまわりをキョロリと見渡しました。

ちなみに少女は南南諸島の出身らしく
肌は浅黒く、瞳と髪の毛は濃い茶色でした。

婆やもこの島の人なので、やっぱり肌は
朝黒いです。

牧師夫妻は違います。

南南諸島を統治している大国グランデから
派遣された人達なので白人の夫婦です。

まあ、牧師やグランデの話は後々するとして、

とにかく、この島のこの場所に突然、
少女がござの上に置き去られたということです。

婆やが
「あなた誰? 名前は?」
と聞くと、

少女は小さな声で
「リリ」
と答えました。

「いくつ?」
と聞くと

「6歳・・・」
と答えます。

ところがこの子が覚えているのはここまで。

そう、この子はそれ以外のことはなんにも覚えていない
記憶喪失の少女だったのです。

一体、どこからどうやって連れて来られたのか?
この子は捨てられたのか?

だんだん明らかになっていきます。

リリの身体は穴だらけのござの上に
いたので、砂だらけになっていました。

記憶喪失ではあるけれど、
彼女は瞬間的に、自分がとんでもない運命の中に
さらされていることを感じていました。

そして、自分でも無意識なまま、
どこからか、メッセージを受け取っていたのでした。

それは

大丈夫だと信じなさい、
強く信じることが大切です

というものでした。

ピンチの真っ最中の時って大丈夫♪なんて
思えないですよね。

それでも、大丈夫だと信じることは大切らしいのです。

これは私にも届きました。
届いたから書いているんですが、ずいぶん前に受け取ったのに
なかなか受け入れることができませんでした。

でも、
リリにも
私にも
届いたのだから、

あなたにもおすろ分けさせてください。

今の状況から想像がつかないとしても、
それでも

大丈夫!だと強く信じましょう
そうするといいことがあるそうですよ。

では初の試み
メッセージ小説は次回、
第2話と進んでいきます。

少しずつ、いろんなことがわかってきますので、
よかったら次回もよろしくお願いします。

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Source: アダルトチルドレン(AC) 癒しのメッセージ・ブログ

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