【神々の啓示】2021年7月

その他

2021年もいよいよ後半に入りました。

前半を振り返りますと、できたこと、そうでなかったこと様々にありますが、まずは健康に過ごせたことが何よりありがたく、後半はもう少しピッチを上げて取り組んでまいりたいと思います。今年が終わったときには、“良い一年だった”と晴れやかに思えることが、わたくし自身の最大の目標です。

さて、大変お待たせいたしました。今月の神々の啓示をお伝えいたします。

皆様が日々希望を胸に、明るく過ごされますことを心よりお祈り申し上げます。

Rinokia

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「“慣れ”とは、良い部分もありながら、ともすれば危険な側面をも持ち合わせます。

とくにこの国(日本)では、人々の暮らしはおおよそ豊か(便利)になりました。

無論、一人ひとりの生きる尊厳とまたより良き生活を(様々な分野で)下支えすることは、元より素晴らしいことです。

しかしながら、何かしらの恩恵を受けることは、逆を申せば、それがすでに当然のごとくに捉(とら)えられていく危うさをも同時に孕(はら)みます。

ごく当たり前のようになった良い(暮らしの)状態は、その時点で、欠く(不足する)ことの恐怖を駆り立てるでしょう。

ゆえに、これまでのような恩恵が受けられない、足りない(=不足する)といった観念は、人の心を荒(すさ)ませ、ひいては世の不満として噴出することさえあります。

こういった“慣れ”のさなかに、一人ひとりの(実際の)生き方は果たしてどのようであるかをつぶさに見ていくならば、そこにはやはり、各々が無為にやり過ごし、あるいは、良い(生活の)状態であったときには気づかぬ盲点も、少なからずあるのではないでしょうか。

今や、2021年の半分が過ぎました。

後半の人生をより充実させ、進展(発展)させるために必要なことは、新しき“前進”(※ここでは、チャレンジや勇気ある行動などを指します。)を得ることもしかり、なおかつ、今多くの人の内(=実情)に散見される、これまで見逃してきたこと(背を背けてきたこと・蔑(ないがし)ろにしてきたこと)等を、今一度、自らの物事(問題・課題)としてしっかりと向き合っていく、その姿勢が何よりも大切なのではないでしょうか。

“本当は大切なことなのだけれど、自分が目を背けていること(後回しにしていること)”は実際には、つぶさに見ていけば幾つも見い出せることでしょう。

そういった、自らの“心の隙(すき)”が折り重なり、もしかしたら目前の状況、あるいは、人生の下降線、不幸という実情となっているかもしれない ーーー

自らの弱みを本当に真っ向より見据えていくことは、ときに痛みすら伴みますから、あなたがたにとりてはなおさら難しいことでしょう。

ゆえに、ときに問題をすり替えるがごとく、悪の根源(=問題の原因)をまた別の場(要素)に求め、それを声高(こわだか)に論じていく(=非難していく)、そのような場面は、この世(社会)のあらゆるところで見られるのではないでしょうか。

人間は、元より、強い面もあれば弱い面もあります。それらすべてを兼ね備えた一人ひとりの姿が真に(まさに)尊く、それであるならば、今、自ら(の姿)に見る弱い面(弱点・至らない点)さえも懇ろ(ねんごろ:丁寧)に見つめ、それを、あらゆるお蔭(周りの人々のサポート)を得つつ少しずつ克服していく、この積み重ねがもっとも大切なのでしょう。

自分の弱さを見ること(=直視すること)のできない人は、ある意味では、自分の至らぬ面(弱点)を許すことができないのです。

ですが、良い面を多く兼ね備えようと、はたまたそうでない部分が際立とうと、人ひとりはかけがえのない存在(生命)であり、大切さは微塵も変わりません。

この真実を基礎(=大前提)として、人はもっと己に寛容に、良き面は堂々と伸ばし、さらには弱き面すらも丁寧に見つめ、それらを交え少しずつ向上していく、この感覚を是非お持ちいただきたいのです。

そしてさらに、人ひとりのそうした(弱き面を修正・克服していく)地道な向上の過程に、優しく手を差し伸べ、あるいはその姿を寛容に見守っていく、大らかな世(社会)となることを、われら(神々)は常に願います。」

以上。

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Source: 神々からのメッセージ

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