カラスの鳴き声が騒がしい朝
「また近所で誰か亡くなったのか...」
いや、そんな話は
昔から言い伝えられてきた迷信だろう
が、ここに越してきてから、
こんなことが幾度となく繰り返された
実家にいるときは、いつもカラスがいた
おそらく、向かいのオバサマが、
毎日カラスに餌を与えていたためだと思われる
オバサマが餌を持って現れると、
カラスもワサーッと集まってくる
「なぜ野生の生き物に餌を与えるのか...」
と、私と母はいつも憤慨していた
オバサマ曰く、
「餌がないと、カラスがかわいそうだから」
...と、この手の問題にありがちな、
道理の通らない理由で
自分を正当化していたようだ
そんなこんなで、実家では、
カラスの鳴き声など日常茶飯事であった
が、今住んでいる地域は、
普段あまりカラスがいない
時折、鳴き声は聴こえてくることはあるものの、
さすがに2時間も数羽で騒がれると、
不吉なことを考える
その後、ご近所の不幸を知ると、
「あの時のカラスの鳴き声...」
と、思ってしまうのだ
...いや、たまたまである
カラスはどこにでもいる
誰でもいつかは亡くなるものだ
が、その“たまたま”が、
5回、10回と続くと...
いや、“偶然”だ
そして今朝も、その“偶然”に、
「また誰か...」
そんな思いが頭を過ぎる
「いや、もしかしたら、次は私か?」――
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Source: りかこの乳がん体験記
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