「不妊治療/妊娠/出産/授乳/産後」と痔について

内科医

今まで色々書いてきましたが

簡単にまとめると

■不妊治療中
ホルモンの変化の影響で便秘下痢などになりやすく、どのタイプの痔にもなり得ます💦

■妊娠中
下半身がうっ血することや、妊娠中のホルモン変化による便秘で「いぼ痔」(血栓性外痔核も多い)になりやすい😓

■出産中
出産のいきみ「いぼ痔」(血栓性外痔核も多い)
帝王切開自体では痔自体が悪化することは少ないですが、妊娠中のいぼ痔貯金(?)で、帝王切開のあとの方も結構腫れてます💦

■授乳中
授乳に水分を奪われ、硬い便になり、「切れ痔」になりやすい💩
ストレスで便秘下痢を繰り返す、トイレに行くタイミングがうまくとれず、うまく排便できず、いざ出るときはカチカチなどの理由で切れ痔になりやすい😞
※学会発表済

■産後
妊娠出産時に腫れた「いぼ痔」の残がい「肛門皮垂/スキンタグ(おしりのヒダ)」として残りやすい🍑

これからご出産をお考えの方には脅してるように聞こえてしまうかもしれませんが、安心してください🍀
妊娠中に使える薬もあります👏

ちなみにもちろん、実際、どの時期にもどのタイプの痔にもなり得るのですが、明らかに↑のタイプが多いです😞

しかし、
「不妊治療/妊娠/出産/授乳と痔」
について、たぶん多くの肛門科医はそこまでこの話題に興味がなく、この分野についてまとめた文献や発表はかなり少ないです。
妊娠中は産科で相談、出産後はそもそも日々を生きていくのに精一杯で肛門科受診のハードルは高すぎる…💨ので、そもそも受診まで至らない方も多そう。でも、ツライ思いをしていらっしゃる方はいっぱいいらっしゃいます😨

長年肛門科女性外来を担当、かつて自身も2人出産歴もあるので、このあたりはライフワークかなと思ってます🍀

以前にも書きましたが、助産師さん(義理の妹)と以前、「産と痔」についてめっちゃ、あつく議論したこともあります。しかも真夜中…💦出産の様子を詳しく教えてもらいました。また産婦人科もローテーションしたいな💨
語りあえる家族がいるのは恵まれてるな、と思います☺️

この分野にご興味があるかたは
ブログの
「妊娠出産と痔」カテゴリーも宜しくお願い致します🙇
http://blog.livedoor.jp/osr48/archives/cat_1260999.html

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Source: 埼玉の大腸肛門科(肛門・痔・大腸内視鏡)ママ女医のブログ

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