神の詩 第二章第三十二節 1

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神の詩 第二章第三十二節

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「図らずもこのような戦いの機会を得ることは、クシャトリヤにとって幸いである。ア
ルジュナよ、天国への門は開かれるだろう。(三十二)」

このような戦いの機会は、
戦士にとって幸い。

戦場を繰り返し経験する戦士は、
平和で争いの全くない時代の戦士よりも、
より洗練されていきます。

これは地上に、
特に
自分の魂を純化するために
この地球に下りてきたすべての人に当てはまる言葉です。

地上に下りてきたこと自体が、
戦いの機会を与えられたということだからです。

地球でのさまざまな試練は、
神への合一の近道とされています。

人は、
霊界の平穏無事な環境よりも、
地球の過酷な環境の方が、
学びが大きいのです。

地球は、
神が与えてくれた最高の学びの場
であることを忘れてはいけません。

老師は
「天下は神器なり。」
と言いました。

これは
地球も神の器である
という美しい表現です。

戦いや戦士というと、
自分とはかけ離れたものと感じるかもしれません。

でも、
本当の勇気、
真の勇者
とは何でしょうか?

勇者とは、
勇ましく無理なことに突き進む人でもなく、
過酷なことに挑戦する人でもありません。

真の勇者とは、
日々の暮らしの中での一瞬一瞬を、
丁寧に心を込めて無償の愛で生きる人のことを言います。

続きます。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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