『1週間で使い切らないでください』――
そんな注意書きがある痛み止め
ここのところの痛みに、
ちょっと使う量が増えている
このまま使い続けると、
完全に1週間で使い切るペース
そのため、
なるべく使わないようにしているのだが．．．
いつも、
2本処方してもらっていた痛み止め
前回は3本処方してくれた
“3本もある”という安心感．．．
でも、
ちょっと使いすぎてしまいそうな不安感．．．
頻繁に病院に通うより、
通院はなるべく少なくしたい
通院の労力やかかる時間もそうだが、
医療費も少なくて済む
なので3本の処方はありがたかった
．．．が、その痛み止めも
もうこれが最後の1本
「そろそろ病院行かなきゃな．．．」
そう思うだけで気持ちが滅入る
「痛みは我慢しないでください」
とは言うものの．．．
がんではよく使われる言葉だ
が、やはり“鎮痛剤”って、
どこか抵抗がある
「痛みを我慢するほうが
精神衛生上よくない」
「痛みを我慢するより鎮痛剤を使用して
日常を自分らしく過ごしたほうがいい
（QOLの向上）」
．．．というのは頭では理解している
が、これが自分事となると
意外と難しい
“どこまで我慢したらいいのか”
“これくらいなら痛み止めは必要ない”
と、考えてしまうのだ
鎮痛剤は、痛みを止めるほかに、
“炎症を抑える”という働きもある
“炎症を抑える”と聞くと、
イメージはかなり変わる
が、やはり使いすぎはよくないわけで．．．
「○○cm使ってください」
「○○g使ってください
（実際計れないけれど）」
そう言われた方が楽かもしれない
幅広い股関節周りに．．．
しかも両股関節に塗るとなると、
けっこうな量
しかも少なめに塗ると
痛みが取れないようで
多めにつけてしまう
飲み薬なら、“薬”という意識が強い
“用法・用量を守らなければ怖い”
というイメージがある
が、塗り薬はそれがない
“使用量”はアバウトだ
それがちょっと怖い
でも飲み薬は、
まだ使いたくない
まぁ、あまり我慢せず、
そこそこ使っていこうか
できれば
飲み薬には移行したくないから――
嗚呼、このままどんどん
痛みが強くなっていくのか．．．
悪くなっていくだけで、
良くなることはないのか．．．
こんなこと．．．ってあるのだな
“良くならない”
“治らない”
“進行していくだけ”
．．．って、怖すぎる
今日の夕景
あまりきれいではなかったけれど．．．
それにしても、
一気に陽が落ちるようになったな
“つるべ落とし”とは
よく言ったもので．．．
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Source: りかこの乳がん体験記
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