神の詩 第二章第四十一節

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神の詩 第二章第四十一節

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「ここでは、堅い意志を持つ者はひとつの決断をする。だが、クルの王子よ、意志が弱い者は、些細なことに気を取られて、際限なくさまよう。(四十一)」

意志の強さの大切さ。

人は
物事を理解する時に、
まず
知識から習得し、
次に
実践を積み重ね、
そこから
智慧を修めていき、
それによって
さらに
より良い実践へと
繋げていきます。

より良い実践は、
さらなる智慧をもたらしてくれます。

この一連の流れを推進するのが、
強い意志
です。

強い意志なしに
この流れは作れません。

意志の使い方によって、
行為の結果は
大きく変わってきます。

崇高な生き方を選択し、
宇宙の摂理に沿った強く純粋な意志を保ち、
さらに強化していけば、

神への合一に向かって
まっすぐに
進んでいくことができます。

「念々相続」

という禅の言葉があります。

一つの念を
心に置きます。

それを
日々
大切に育てていくと
必ず
最終的には
美しい花が咲き、
実を結ぶ
という意味です。

霊性進化の道では
まず
神を思うことから始まります。

クリシュナが、
カルマの話の次に
強い意志の話をしたのは、
カルマの克服に
最も必要なのは
強い意志だからです。

カルマの発動は、
心の中からの強い衝動
という形で
働きかけてきます。

それを変容できるのは、
強い意志と
宇宙の摂理に沿った行い
だからです。

意志が弱ければ、
カルマの荒波に飲まれてしまい、
正しい道を歩むことさえ難しくなります。

瞑想を続けて
クリシュナ意識に集中していると、
至福の状態に向かい、
いずれ
心は
至福状態の中に入っていきます。

この状態になると、
再び瞑想から抜け出した後も、
心は満たされた状態を保つことが出来るようになります。

すると
意識は
一点に定まっていくのです。

一方で、
瞑想を実践することのない人たちは、
いつでも
感覚器官の満足を満たすために、
外の世界の出来事に
次から次へと興味が移り、
幸福感を求めて
心さまよう状態になります。

次は

「愚か者はヴェーダ聖典の華やかな言葉を喜び、「これ以外には何もない」と言って(四十二)」
「欲望にふけり、天界への再生を求めて、快楽や権力を手に入れるための多様な特別の儀式について語り続ける。(四十三)」
「快楽と権力に執着して分別を奪われた人々には、三昧に入るための不動心は存在しない。(四十四)」

よく内観してください。

そしてシェアしてください。

またまた追いついていない人が多くなったので
一旦
休憩しましょうか?

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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