まずは小さく、月1万円の投資から始めよう

内科医

おはようございます。

ブログやTwitter界隈では「毎月20万円を投資」「貯蓄率50%」といった派手な文言が毎日のように並びます。

しかし、これはあくまでごく一部の例外であり、他人は他人・自分は自分と割り切れるかどうかが重要です。

彼らもいきなり「毎月20万円の投資」「貯蓄率50%」の領域に達したわけではなく、コツコツ積み上げてきた結果その領域に達しただけです。

それまでに積み上げてきた努力というのはブログやTwitterでは見えにくいため、初心者の方は結果だけを見て焦ってしまいます。

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まずは小さく、月1万円の投資から始めよう

本日の記事の要点は以下の通りです。

1. 長期投資では他人の投資成績と比較することは意味がない

2. まずは小さく、月1万円の投資から始めれば大丈夫

3. 投資信託の低コスト化により、少額投資でも投資環境は劇的に改善している

以下1つ1つ掘り下げてみていきます。

 

1. 長期投資では他人と自分の投資成績を比較することは意味がない

まず大前提として、長期投資では他人と自分の投資成績を比較することに全く意味がありません。

むしろ、他人の投資成績を見て心を乱すだけであれば見ない方がよいくらいです。

単に投資成績を比較して一喜一憂するのではなく、他人の投資手法から良い所を取り入れて自分の投資に活かすなどポジティブなものであれば問題ありません。

ただし、特に投資を始めたばかりの頃は、ブログやSNSで他人の投資成績と比較をしても、自分の小粒感が目立ってしまい焦りが生まれるばかりでしょう。

仕事でも投資でも、気持ちが焦ってしまうとうまくいくことはありません。

もっと長期的な視点を持ち、ゆったりとした気持ちで相場と向き合う必要があるでしょう。

 

2. まずは小さく、月1万円の投資から始めれば大丈夫

では、具体的にはどうすればよいのでしょうか?

私の考えでは、他人の投資手法を参考にして良い点を盗むのはよいですが、他人の投資成績そのものを自分と比較しないことが重要です。

焦ってもいきなり1億円貯められるわけではないので、まずは小さく、月1万円の投資から始めれば大丈夫です。

確かに、PayPay証券などごく一部の証券会社を除けば、月1万円で個別株にアクセスするのは困難です。

しかし、投資信託を利用すれば100円から投資が可能ですので、月1万円でも十分な投資が実践できます。

そして、以下に述べるように少額投資をめぐる投資環境は劇的に改善してきているのです。

 

3. 投資信託の低コスト化により、少額投資でも投資環境は劇的に改善している

これから投資を始める方はある意味ラッキーです。

10年前と比較して、国内の投資信託の低コスト化により商品の質が大幅に向上しているからです。

外国株インデックスファンドの信託報酬は今や0.1%〜0.2%が常識です。

10年前は0.5%〜1.0%だったことを考えますと信じられない水準です。

また、S&P500やVTIのように、一昔前までは投資信託ではアクセス不可能だった指数への投資も可能になりました。

 

つみたてNISAのように、非課税で長期の少額投資を推奨する制度も整ってきています。

一昔前と比較しますと、有益な情報を発信しているブログも数多く、書店に行けば初心者の方向けに平易な文章で書かれている投資本はいくらでもあります。

ネット証券の口座開設は容易であり、実店舗に行かなくても2〜3分もあれば投資信託を購入することができます。

金額を指定した積立設定も可能で、積立頻度も「毎月」「毎週」「毎日」から選択可能となっています。

これだけ投資環境が改善していれば、できない理由を探す方が難しいくらいですね。

 

まとめ

近年の投資環境の改善により、少額投資家にとっては申し分ない環境が整ってきています。

月1万円の投資からコツコツ始めていきましょう。

 

【おすすめ本2選】

1. TIME SMART(タイム・スマート)

お金に執着しすぎると人生で最も大事な時間や思い出の重要性を見失ってしまいます。

お金と時間のバランスを意識しながら毎日を過ごしましょう。

 

2. 行動最適化大全(樺沢紫苑著)

樺沢紫苑先生の『行動最適化大全』です。

今までの書籍の集大成的な位置づけで、樺沢先生の書籍を一冊も読んだことがない方にとってはお得な一冊でしょう。 

 

こんな記事も書いています。

長期投資において、常に平常心で相場に臨めるかどうかは非常に重要です。

結局は安全・安心が一番という所に落ち着きます。

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インデックス投資の初めの一歩はつみたてNISAからです。

今すぐに口座開設をしましょう。

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投資信託の質向上により、一般の方がETFへ投資する必要性はなくなりました。

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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

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