首を長ーくして待っていた、
新型コロナウイルスのワクチン接種券が届いたのは、
今から3週間ほど前
「あー、ようやく届いた...」
が、ここからが本番
これまでの予約の経緯をテレビで見ていると、
「電話がつながらない」
「ネットもつながらない」
と、大混乱
数時間電話をかけ続け、
数時間パソコンにかじりつき、
ようやくつながったときには、
すでに予約枠はいっぱい――
そんな状況ではあったが、
「接種券が送られてきたら
私もすぐに予約しよう」
と、思っていた
が、ふたを開けてみると、
予約開始は3週間後から
そのうちに、
「そんなに焦らなくてもいいや...」
という気持ちが勝っていった
ワクチン接種がはじまった当初、
使われていたのは、“ファイザー社製”
が、その後、“モデルナ社”も承認された
「ファイザーがよかったな...」
という心の声は、
多くの人が抱いていたかもしれない
3週間も待っていると、
慌てて打たなくてもいいような気がしてくる
「今年中に接種できればいいや」
と、焦る気持ちはどこかへ消え失せた
が、ここへ来て、
“アストラゼネカ社製”が承認されることになった
“アストラゼネカのワクチン”と言えば、
副反応で、
“血栓ができることが確認された”
と、
欧州では10か国以上で
使用中止になったワクチン
日本でも承認されないまま、
コロナウイルスが蔓延し
死者が多く出ている台湾やイラン、
カンボジアなどに提供されていたが...
提供した国での、
その後の副反応はどうだったのだろう...
送付されてきた“ワクチン接種券”には、
私が受けるワクチンは、
“モデルナ社製”
と、なっている
が、現在、日本中では
ワクチンが不足している状態
「アストラゼネカに替えられるかも...」
と、今日からはじまった予約に急遽、参戦
そして、無事、予約完了
意外にも、予約はすぐに取れた
...が、接種はさらに1か月後
「まだ待たされるのか」――
“アストラゼネカ”と言えば、
乳がんでお世話になった薬
「命を助けられた」というのは、
過言ではないはずだ
なので、
「アストラゼネカがワクチンを開発した」
と、聞いたときは嬉しい気もしたが...
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Source: りかこの乳がん体験記
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