「長期投資」と「健康への投資」はセットで実践しよう

内科医

おはようございます。

我々個人投資家が株式投資の成果を最大化するには、途中で何があっても市場に食らいつき福利の力を活かすしかありません。

インデックス投資であれば3年や5年で大きな成果が得られるはずもなく、20年や30年といった長期スパンで物事をとらえる必要があります。

そう考えますと、今から20年後や30年後も健康で居続けることが大変重要であり、株式投資に励む一方で健康への投資を怠ると「お金はあっても何もできない」悲惨な老後になってしまいます。

本日は長期投資と健康への投資のバランスについて検討します。

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「長期投資」と「健康への投資」はセットで実践しよう

本日の記事の要点は以下の通りです。

1. 「長期投資」と「健康への投資」はセットで実践すべき

2. 自分の健康に投資しないならiDeCoはやらない方がよい

3. 今すぐに実践すべき健康への投資法は?

以下1つ1つ掘り下げてみていきます。

 

1. 「長期投資」と「健康への投資」はセットで実践すべき

20年〜30年先を見据えて長期投資に励むのであれば、健康への投資もセットで実践しないと最大限の効果は得られません。

20年後に長期投資の成果が出てきてお金の心配が減った頃に、持病の生活習慣病が悪化して今度は健康の心配で毎日悩まされるといったことがないよう気をつけたいものです。

お金は貯めるだけでは意味がなく、人生を通じていかに上手に使うかもセットで考える必要があります。

そして当たり前のことですが、心身ともに健康でなければお金を使っても100%楽しむことはできません。

よって、長期投資をするのであれば健康への投資も必ずセットで実践する必要があり、株式投資をしながら毎日暴飲暴食をして好きなだけタバコを吸うといった生活では本末転倒です。

 

2. 自分の健康に投資しないならiDeCoはやらない方がよい

当ブログでは、資産形成の効率を少しでも上げるため、投資を始めたばかりの方には非課税口座の使用をおすすめしています。

具体的には、

1. NISA(一般、つみたて、ジュニア)

2. 個人型確定拠出年金(iDeCo)

となります。

このうち、特につみたてNISAは20年以上の長期投資を前提としており、少額・長期投資との相性が抜群なので一番に利用することをおすすめしています。

iDeCoに関しては、運用益や配当金にかかる税金がゼロになるというメリットに加え、iDeCoの掛金は全額が所得控除になるという目先の節税メリットもあります。

そんなに優れた制度であればiDeCoは全員利用すべきかと言うとそうでもありません。

というのは、iDeCoはあくまで「年金」ですので、最短でも60歳まで引き出し制限があるからです。

言い換えれば、iDeCoは60歳以降の老後資金を貯めるための制度であり、iDeCoを最大限に活かすためには老後まで健康でいる必要があるわけです。

 

3. 今すぐに実践すべき健康への投資法は?

最後に、今すぐに実践すべき健康への投資法を紹介します。

 

3-1. 睡眠

睡眠は健康の土台部分です。最低限以下の点に気をつけましょう。

・就寝時間と起床時間を固定

・7時間睡眠を確保

・日中に太陽光を浴び、夜はスマホのブルーライトなど強い光を浴びない

・寝る90分前に入浴をする

 

就寝前に興奮系の娯楽に手を付けないことです。

入浴後は読書をしたり日記を書いたり、リラックス系の音楽を聞いたりしてゆっくりと過ごしましょう。

 

3-2. 食事

食事に関しては専門家の間でも意見が分かれる部分があります。

個人的に重要だと考えているのは以下の点です。

・とにかく食べすぎない、腹八分目を徹底

・ジュースや菓子パン、コンビニのレジ横の揚げ物を食べない

・間食はナッツ類

・水を十分に飲む

・節酒、可能ならば断酒

・野菜を十分量食べる

・たんぱく質は動物性に偏ることなく、植物性もバランス良く

 

食事に関しては100点満点は難しいですので、できることから手をつけましょう。

 

3-3. 運動

運動に関して今すぐにやるべきことは以下の通りです。

・通勤、通学の時に歩く距離をのばす

・自重筋トレ:スクワット、腕立て伏せ、腹筋

・ストレッチやラジオ体操

 

睡眠の質を上げるためにも、もし可能であれば午前中に太陽光を浴びて散歩するのがオススメです。

 

まとめ

「長期投資」と「健康への投資」はセットで実践する必要があります。

長期投資をするかたわら、毎日暴飲暴食してタバコを好きなだけ吸う生活では破綻しています。

 

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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

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