伝染力が強いデルタ株が第4波となって世界中を襲っている中、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)においてこれ以上致命的なウイルス変異株が拡大する可能性がないと主張している研究者がいる。
22日(現地時間)、英国日刊紙テレグラフによると、アストラゼネカ(AZ)ワクチンの共同開発者であるオックスフォード大学のセーラ・ギルバート教授はこの日、英国王立医学会のオンラインセミナーでこのような所見を発表した。ギルバート教授は「ウイルスは免疫力が強くなる人口の間に広がって時間が経過するにつれて徐々に致命的ではなくなる傾向がある」とし「さらに毒性が強い新型コロナ変異株が発生すると考える理由がない」と話した。
新型コロナウイルスは表面に突起のように突き出たスパイクタンパク質を使って体内に侵入する。このスパイクタンパク質が人体細胞表面の受容体(ACE2)と結合して細胞の扉を開けて浸透し、セルフクローニングを起こして新型コロナに感染させる。ギルバート教授によると、ウイルスは完全に変異できないが、新型コロナウイルスがスパイクタンパク質を変えすぎると受容体と相互作用できず人体に侵入できなくなるためだ。これによってウイルスが人体の免疫力を避けながらも依然と伝染性が強いウイルスに変異するには限界があるという説明だ。
新型コロナが結局のところ風邪や呼吸器感染を引き起こす他の季節性コロナウイルスと似てくるという予想も出した。
この報道によると、中国の武漢研究所の科学者たちは新型コロナが初めて発生する18か月前に、コウモリのコロナウイルスの新たな「キメラスパイクたんぱく質」を含んだ皮膚浸透ナノ粒子を、雲南省の洞窟のコウモリに感染させる計画を立てた。またこの科学者たちは、人間をより容易に感染させることができるよう遺伝的に強化されたキメラウイルスを作る計画も立てた後、米国防省傘下の国防高等研究計画局(DARPA)に研究費1400万ドルを支援するよう要請していた。
このような提案は、武漢研究所と密接であったエコヘルス・アライアンスのピーター・ダザック代表が提出したとされている。
またこの研究チームには、「バットウーマン」と呼ばれる石正麗博士も含まれていたとされている。
しかしDARPAは「提案した課題は、地域社会を危険におとしめることが明白だ」という理由で、研究資金の支援を拒否した。
調査チーム“Drastic”が公開した文書には、当時武漢の研究チームがコウモリのコロナウイルスに人間特有の切断部位(cleavage sites)を挿入しようとしていたことが記されている。
現在、デルタ変異株が強力な感染力をもった有力な候補のうちの一つとしてあがっている要因は、ウイルスのスパイクタンパク質内の「フーリン切断部位(furin-cleavage site)」である。
アルファとデルタ株で表れるフーリン切断部位の変異は、香港大学のイェンリモン公衆保健学博士が「自然には作られることのないものだ」として、新型コロナの「武漢研究所起源説」を提起している点である。
匿名を要請したWHO(世界保健機関)の新型コロナ研究員は「恐ろしいことは、彼ら(武漢研究所)は感染症のキメラ・マーズ(MARS・中東呼吸器症候群)ウイルスを作っていたということだ」とし「このようなウイルスの致死率は30%以上で、SARS(重症急性呼吸器症候群)-2よりも少なくとも10倍以上も致命的なものだ」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/61266e18bef6555cb1237cfd7d9e4ebcdd973a96
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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