埼玉県入間市 熊野神社②境内社:稲荷神社【広く長い視野と、粘り腰で生きる】

その他

天然記念物の大杉と、その他の立派な木々に囲まれ、整然とした雰囲気の入間市 熊野神社には、境内社として「稲荷神社」がございます。

お社には奉納の幟(のぼり)と鳥居が並び立っております。一目見ただけで、稲荷社とわかる形状は、信仰を広げる(あるいは持続させる)のには大切な要素かもしれません。

こちらでは、気持ちの据(す)え方について、稲荷の神よりの御言葉をいただきました。
皆様の心に少しでも励ましとなれましたら幸いに存じます。

Rinokia

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「折よく、機(=タイミング)よく物事が呼応するのは(※ここでは物事が生じたり、進んだりすることです。)実に素晴らしいことですが、得てして(=往々にして)この世は繊細なる関わりをもって成り立つ場ですから、そう単純には事は運びません(=単純とはいきません)。

ましてや人間もまた、誠に複雑なる生命(生命体)とも申せます。

ですから、自ら真心にておこなう事柄が相手によきに伝わらず、あるいは、まるで意図せぬことでさえ、相手の解釈(曲解)によって別の方向へと進みゆくことも少なからず生じ、なるほど、人間の関わり(人間関係)もまた、まるで“生き物”のごとくです。

それでも、この世が“現象界”と名のつくとおり、なんらかの現象が、望むと望まずにかかわらず生じるからには、望ましき物事(=良い結果となること)を、誰しもが(大なり小なり)求めるのではないでしょうか。

ですが、望ましき結実ばかりを性急に求めることは、もしかしたら、あなたの視野(思考)を極度に狭めるかもしれません。

難しいのは、何よりここを起因として、関わる者同士のこれまでにない軋轢(あつれき)や、あるいは心身をひどく痛めつけてしまう結果に陥(おちい)ることです。

目に見える物事は確かに欠かせません。ですが、それが“すべて”ではありません。

人間とは、自らに描く想い、行動、生活などもあらゆる面から、目には見えない息吹(エネルギー)を発する存在です。

ですから、もしあなたが仮に真心にておこなったことが、たとえ目に見えた現象(結果)を得ずとも、その誠実なる想いは永遠にこの世に遺(のこ)ります。

もしかしたら遠い先に、あなたのその想いが、相手へよき物事をもたらすことができれば、それは、(時間としては)長きにはわたりつつも、まさに叶ったことになるのです。

このような、長き道のり(長いスパン)の視野もまた、今の汲々(きゅうきゅう)とする時世にあって、なお一層お持ちいただければと願います。

遠い未来へ向け、このような感覚を常にもち続けた者、ひたすらに誠なることを願い苦難の道のりを歩みし者は、一体誰か ーーー

それは紛れもなく、あなたがたの生命の根源、かつて(古:いにしえ)の先人たちです。

明日の安寧もわからぬそのさなか、先人たちの「いつか、この想い、私のこの生きざまが、遠き者たち(=子孫たち)の“希望”となれ」という心の叫びにて命(人生)を投じた、この逞(たくま)しさを、あなたがたは(後世の者として)けして忘れてはなりません。

今は世界全体が、“辛抱の時(時代)”かもしれません。

これまでにない生活を余儀なくされている人々は、日々が試行錯誤で、それでも何かを心の支えとして歩き続けているのです。

ですがこの世とは、いかなるときも存続し続ける、言うなれば、人類の歩みを連綿と積み重ねることを基盤といたします。

ですから、あなたの抱くその想い、そしてそこからの行動は、次なる時代に生きる者たちの糧(導き・希望)となるのです。

日々の歩み(生活)においては、立ちゆかぬ際には、一度ふと歩みを緩めて(休息して)も良いでしょう。

それでも、粘り強く、再びあなたなりの“一歩”を踏み出すことです。

あなたなら、必ずや出来ます。

なぜなら、困難のさなかに命辛々(いのちからがら)となっても、それでも明日を諦めず、まさに“粘り腰”で生きた先人たちの屈強さが、あなたにもしっかりと受け継がれているからです。」

(次回③ へ続きます。)

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Source: 神々からのメッセージ

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