原因不明で治療が困難な病気の実体は何か
再び活発化し始めている「狐憑き」との因果関係かつて多く見られた狐憑きは、精神医学の発達により統合失調症という病名に置き換えられただけなのかもしれない。
最近では憑き物を退ける修法を行える密教行者を、ほとんど見かけることがなくなってしまったが、その伝統的なやり方を簡単に紹介しよう。
まず、祈祷の流れだが、念誦と密教法具を身につけ、最初に呼吸を整えてから合掌し、次に、護身法で祈願者に憑依している悪霊から身を護り、精神を統一させる。
次に、霊的な原因を見極めて憑き物の正体を突き止め対話をする。そこで、加持か護摩法か、もしくは双方かにより、ある時は鎮め、ある時は調伏をして悪因縁を断ち、退散させることになる。
憑き物の正体を見定める理由は、憑依した霊が活動できるのは自分の正体が知られていないからであり、魔物は正体を突き止められると、その霊能の力が失われる。
しかし、憑依した霊の素性を見極める眼力がないと、霊を完全に退散させることは難しい。霊には高級、低級と様々な位があり、憑き物には人間の生霊、鬼神や狐、蛇、狸をはじめ、犬、猫、猿、などの動物霊、稲荷など人の想念がつくりあげた霊的なものまで、ありとあらゆるものがある。動物霊が憑物した場合、調伏して退散させるが、狐などの場合、お供えをして鎮めることもある。
人に憑いて禍をもたらす悪霊を祀り上げることで封じ込めるといった方法は、過去にも頻繁に行われ、江戸時代に数多く建てられた稲荷社は、人に憑依した狐を追い出し、その狐を神として祀りあげたものもある。
憑き物の正体を見極めると、次に目に見えない世界に壇を築いて、神仏をお招きし、経を念誦し、祈願者の心身に入れていく。
経文は慈悲と智慧が具現化した力強く純粋な霊文であり、憑き物は真言や経文に敏感に反応する。
堪らずに霊が動き出した瞬間に衝いて緊縛し、霊界に戻るように引導を渡す。もしくは、集めた霊気を霊に向かって放ち昇天させて鎮める。
そして、不動の印を結び、宇宙に蔓延する清浄なる霊気を祈願者に注入すると、再び九字を切りさらに祈願者を清める。
再び不動の法の印契を組んで、神仏がお帰りになるのをお見送りする。目に見えない世界に築かれた壇を破壇して、護身法にて再び自身の心身を清めて、すべてに感謝をして合掌する。
祈祷によって、神の威力である験力が顕れたとすれば、それは行者の信仰心の強さが如来の力に感応したことによる。
wiki池口が法主を勤める、鹿児島県鹿児島市平川町にある単立(高野山真言宗ではない)烏帽子山最福寺には、松本明慶大仏師による国内最大級の木造仏・大弁才天(高さ18.5メートル)と、北朝鮮の初代指導者である金日成主席を尊敬する意味から金日成主席観世音菩薩が鎮座している。
ある時は鎮め、ある時は調伏をして悪因縁を断ち、退散させる
デジタル大辞泉「調伏」の解説
㋐心身をととのえて、悪行を制すること。 ㋑祈祷(きとう)によって悪魔・怨敵(おんてき)を下すこと。 降伏(ごうぶく)。 2 まじないによって人をのろい殺すこと。
憑き物の正体を見定める理由は、憑依した霊が活動できるのは自分の正体が知られていないからであり、魔物は正体を突き止められると、その霊能の力が失われる。
しかし、憑依した霊の素性を見極める眼力がないと、霊を完全に退散させることは難しい。
江戸時代に数多く建てられた稲荷社は、人に憑依した狐を追い出し、その狐を神として祀りあげたものもある。
不動の印を結び、とか、、、
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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