門脈浸潤、胆嚢内浸潤を伴う進行肝臓がん・・・

外科医

ブログランキングに参加してます
 ガンちゃん先生が行っている肝臓がんの治療を
 一人でも多くの人に知って頂くために、
 1日1回、下のマ-クをそれぞれクリックお願いします!

  にほんブログ村 病気ブログへ     人気ブログランキングへ     

みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

本日ご紹介しますのは

6年ほど前に
父である初代ガンちゃん先生
加療した
肝臓がんの患者さま

6年前は
Stage 1の状態
肝臓内に20mm弱の癌

初代ガンちゃん先生の
門脈動脈同時塞栓療法で
根治です

ですが、その後
他の病院に移られた後に
通院をやめてしまっていた様です

今回、新たに受診され

進行した状態新たに肝臓がんが
見つかってしまいました

癌は
門脈内に入り込んでいて、
胆嚢内にも浸潤

スライド3

特殊な状態です

血管造影を行い、
アンギオCTで評価しました

スライド2

著明な動脈と門脈の交通があり、
普通に薬剤を流すと、
全て門脈に流れて
癌には薬剤が入らない状態
でした

癌は
右門脈まで入り込んでいて、
胆嚢内の癌は
胆嚢動脈から栄養されていました

非常に難易度が高い治療です

自分で言うのもなんですが・・
絶妙な位置に
カテーテルを留置し、

まずはNew FP療法から入ります

縮小させて、門脈動脈同時塞栓療法を行う予定です

スライド4

薬剤も門脈内に流れ込む事なく
癌にしっかり薬剤が貯留しています

一度、肝臓がんを患った方は
必ず定期的に病院で診察を受ける必要があります

皆さまもお忘れなく・・・・

さて、2月も・・
ガンばりますか

ブログランキングに参加してます
 ガンちゃん先生が行っている肝臓がんの治療を
 一人でも多くの人に知って頂くために、
 1日1回、下のマ-クをそれぞれクリックお願いします!

  にほんブログ村 病気ブログへ     人気ブログランキングへ     
Source: ガンちゃん先生奮闘記

コメント

タイトルとURLをコピーしました