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おはようございます
２代目ガンちゃん先生です
日曜日の朝ですね。
ランニングして、体調を整えて
ブログ書いてます
忙しければ忙しいほど、
こういう時間、とっても大切です
さて、今日のお話は、
いま、肝臓がん治療で中心になっている治療
テセントリク＋アバスチンのお話
テセントリク＋アバスチンは
癌に対する免疫力を活性化するテセントリクと
そのサポートをするアバスチンの組み合わせ治療です
去年、日本で使えるようになって、
今の第一選択薬になっています
その効果を私も100例程度のデータで解析していますが、
他の先生方の発表も踏まえて、
最も効果が出るタイミングで、
だいたい30％くらいの癌を小さくさせる力
大きくさせない力が70-80%
長く効果が持続するケースもありますが、
大体6ヶ月くらいで、
徐々にまた大きくなってくることが増えてくるようです
また一方で、まったく効かない事が20％くらい存在します
この方も
多発した肝臓がん Stage 3の状態で
テセントリク＋アバスチンを始めました
最初の効果をみる画像検査では
効果ありでしたが、
やはり半年くらいの経過で
急に癌が大きくなり始めたので、
カテーテル留置を行い、
肝動注化学療法に切り替えました
New FP療法です
New FP療法を行うと、
急激に大きくなっていた癌の勢いが収まり、
状態が改善しました
テセントリク＋アバスチンの登場で
救える命がまた増えました
本当に素晴らしいことです
ですが、画期的な治療とはいえ、
万能ではなく、どう使うか、
どう組み合わせていくかが
大切です
一つの治療でうまくいけば本当に良いのですが、
そう簡単にはいきません
患者さまたちが
心も身体も健やかに
毎日をお過ごしいただけるように
何ができるか
全力で考えていきます
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Source: ガンちゃん先生奮闘記
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