こんなことがあろうとは!

内科医

 緊急事態宣言が明けて種々の行動制限が緩和され,飲食,イベント,旅行などで多くの人々が活動を再開しましたが,幸い今のところリバウンドの兆しは見られません.

 もちろん来るべき冬に向かってまだまだ予断は許せず,今後第6波が来る懸念も払拭できませんが,この機会に少しでも経済や文化活動が活性化して,日本全体が元気を取り戻せるように祈りたいと思います.

 さて,人生というものは時として予想だにしていなかったようなことが突如として起こりうるものです.数年前に,ある国民的大女優が突然当院を利用された時の驚きは以前blogでも書きましたが,今回は少し毛色の違う経験をしました.

 実は,今月からある民放テレビで「婚姻届に判を押しただけですが」というラブコメディのドラマが始まりました.
 この歳になると,ラブコメディドラマなどあまり観ることはないのですが,今回は我が家以外にも弟家族も娘たちの家族も釘付けになっているのです.
 
 何故でしょうか?

 私の姓の「大加戸」は,同じ発音でも「大門」や「大角」と違い,NHKの番組「日本人のお名前」でも取り上げて欲しいくらいの珍しい姓で,全国でも兵庫県の姫路市を中心に150人くらいしかおらず,頻度順でも24000番代という希少さです.
従って電話口で名前の漢字を訊かれた時などにはいつも説明に苦労します.

 ところが,驚くべきことにこのドラマで女優の清野菜名さん演じるヒロインの名前が,よりにもよって「大加戸明葉(おおかどあきは)」という名前なのです.

 最初に新聞の番宣でこのことを知ったのはカミさんでしたが,それを聞いた私も,最初は何かの冗談やろ?と思ったくらいです.娘たちにも早速連絡しましたがまさに驚愕の嵐で,しばらくの間我が家や娘たちの家族とのグループLINEがこの話で盛り上がりました.
 弟家族もすでに知っていたようで,会社員の弟は,番組の中で俳優の田辺誠一演じるヒロインの上司が会社で「大加戸!」と呼びかけると,スクリーンの前で思わず「ハイっ」と答えてしまっていた,と言っていました(笑)

 もちろんドラマに出てくる「明葉」の父親や母親,祖母も,もちろん全て「大加戸」なのですが,さらに驚くべきことには,主人公の叔父さん役の名前が「姓」のみならず「名」まで私の父親と全く同じ,つまり同姓同名と判明,ここまで来るとむしろ気持ち悪いくらいで,もう笑うしかありませんでした.このことを知った私の父親は驚いたというより,「何でワシの名前を勝手に使うんや?」と憤慨しており,「突っ込むのはソコ?😅」という感じでしたが,父の気持ちも理解できます.

 このドラマは同名のコミックがも原作になっていますが,ネット上に載っている原作者の情報はペンネームのみで(実名や身分を明かさないのはコミックの作者に多いそうです),それ以上の詳細なことは皆目わかりませんでした.
 ただ,数多の日本人の名前から,ドラマや小説によく使われる万人受けする苗字でもカッコいい苗字でもなく,なぜ敢えてこの苗字が選ばれたのかと考えると,単なる偶然とは思えず,やはり作者が大加戸一族の誰かと知り合いなのか?はたまた実はコミックの作者が実は大加戸一族の人間なのか,推理が推理を呼び大変興味深いのですが,本当のところはわかりません.

 このblogを偶然作者の方が見つけて教えてくれたら嬉しいのですが,期待せずに待とうと思いますし,しばらくは毎週火曜日,大加戸家皆でこのドラマに釘付けです(笑)


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Source: Dr.OHKADO’s Blog

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