テセントリク、アバスチン 不応

外科医

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おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

朝、寒いですね
岩本内科に出勤するときは、
朝の6時過ぎには動き出すので、
朝の寒さが身に沁みます

まずは、週末のパスタ写真です

IMG_9387.jpg

カルボナーラを作ってみました
あまり作った事がなかったですが、美味しく出来ました♪

今日は、前回と引き続き
肝臓がんに対する
テセントリク+アバスチン併用療法について

テセントリクとは、癌の免疫を活性化させる薬剤で
アバスチンは、その効果をサポートする薬剤です
この組み合わせは相性がとてもよく、効果が高まります

テセントリク+アバスチン併用療法の効果は
癌を小さくさせる力が30%
癌を大きくさせない力が60-80%
(これは、最も効果が出たタイミングの判定です)

癌を大きくさせない期間は大体、半年くらいのデータが多いです
これは、半年たてば必ず大きくなるという事ではありません

中には、長く効果が保てるものも多くあります

一方で、まったく効果が出ないのが20%くらい存在します

この20%の効かない癌は、
もともと癌の中に免疫細胞が全く存在しない癌で、
免疫を活性化させても、反応してくれる免疫細胞が
いないので、効果が出ないと言われています

この方も、
テセントリク+アバスチンを投与しましたが、
2回投与後の判定で、
まったく効果が出ていないので、

スライド3

早急に、カテーテル留置を行い
肝動注化学療法  New FP療法に切り替えました

テセントリク+アバスチンの前後のNew FPの効果も調べていく必要があります

スライド4

薬の貯留は良好で、
効果が期待できます

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Source: ガンちゃん先生奮闘記

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