大分 宇佐神宮②本殿:二之御殿【道理を欠く生き方は、魂の輝きを失(な)くす】

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宇佐神宮の“二之御殿”は、横並びの本殿のうちの、ちょうど真ん中に位置します。

御祭神は「比売大神(ひめおおかみ)」です。

“多岐津姫命(たぎつひめのみこと)・市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)・多紀理姫命(たぎりひめのみこと)”の、俗に “宗像三女神(むなかたさんじょしん)”で、海の守り神とされます。

また、あらゆる“道”の最高神として、航海の安全や交通安全などを御守護くださる神としても有名です。

比売大神に意識を合わせますと、そのお姿は、本当に真っ直ぐで美しい息吹をたずさえていらっしゃいます。

余計な緩みを一切たずさえない御様子は、“道の最高神”というだけに、見事に一貫していらっしゃいます。

まさに、単に美しいという言葉では到底収まらない女神で、わたくし自身も、この御姿を拝する度にいつも背筋が伸びます。

この度の参拝に関しては、普段のわたくしの気忙しく動き回る様子をふまえ、“少々、落ち着かれなさい(=ゆったりと構えなさい。)”という御言葉とともに、以下のメッセージを賜りました。

どうぞご一読いただけますと幸いです。

Rinokia

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「物事には、欠かせぬ順序というものが存在いたします。

“道理”と申せば、よりお判りになる(=理解できる)でしょうか。

この世はすべて、天の(大元の)お仕組みのままに、地上の事象(現象)は進んでまいります。

ですから、なにものも、こうした流れ(=仕組み)に逸する(=逸脱する)ことはありません。

人の歩み(人生・生き方)も、また同様です。

先に(=冒頭に)お伝えしたように、人間の世界もまた、わたくしたち(神々)の世界と同じく、しかるべくの道理があり、そこからの、万事が関わり、時代は巡ってまいります。

すなわち、物事にはどのような類(たぐ)いであれ、“肝心要(かんじんかなめ)”が在り、俗に、“物事の本質”などとも言われる真理があるのです。

(少し間を置きました。)

・・・あぁ、何たることでしょう!

今や、こういった古来欠かせぬ“道理”(順序・人として当然するべきこと等。)の欠如が、至る場(場面)にて、まるで山の怒り(※ここでは、火山の噴火のことを指しています。)のごとくに、絶えず生じている(=頻発している)ではないか。

“型(※道理・肝心要なこと)”を抜くがごとく、あたか骨抜きの様(=様子)は、いかにも哀れであり、民本来の魂の“輝き”を、日ごと(=時代を追うごと)失っているのです。

人類の創生より、地上における人の歩み(歴史)の激動のさなかに、それでも人類が生き延びたことは、先人たちの、幾多の苦難にも、道理を基(もと:基礎・基本)とし、命を連綿と繋げてきた証でありましょう。

民が辿るべき道(=道理)を欠くならば、わたくしたち(神々)は、地上のあらゆる場(出来事)をもって、あなたがたの魂の気づきを呼び覚ますでしょう。

安易なる(道理の)逸脱は、幾度でも据(す)え直されるのです。あなたがたが現に見る(今まさに地上で経験している)“外”(=世の中の現象)と、そして、内(=自分の身に生じる出来事)から。

人間という生命が、全宇宙の生命の一つとして巡る(=機能する・構成する)限り、そして、その身(=姿、行動)が、地球と、何よりすべての生命の行く末を左右するならば・・・

何より、わたくしたち(神々)にとりて、民が、まさに愛の御子(=神の分け御霊)であるならば!」

(次回③本殿:三之御殿 へ続きます。)

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Source: 神々からのメッセージ

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