大切な人が旅立った後

医療機関

今月末に高校生にがん教育の講演のチャンスを頂いた。

 

ザイタク医療を共にチャレンジし、

ノルキンも共に取り組んでいただいた、

自宅で最期まで自分らしく過ごされご家族に看取られた方。

彼女のお話をしようと思い、お母様に電話をした。

 

その後いかがお過ごしですか?

 

先生、あの時は大変お世話になりました。

うちの娘は、本当に最期まで苦しまず、

逝くことができました。ありがとうございます。

私は、田舎に帰ってから、風邪を引いて、

熱や鼻水がひどくて近くの先生に診てもろとります。

あの時は気を張ってたからでしょうか、、、今頃こんなです。

それでも、娘は本当に良かったです。私も良かったです。

 

 

彼女の母親は、90歳で一人暮らし。

さぞ心細いだろう。それでも、

娘の思い出を胸に一生懸命に

その日を暮らしておられるようだった。

 

 

タナカも、どこか元気が出ない。

大切な人が旅立った後の変化を、

自分自身で学んでいるところだ。

 

そんなタナカは、母が残した大切な祖母の家の草引きを、

午後からずっとしていた。まだグリーフの中にいる。

この経験も、ザイタク医療に生かしたい。

 

でも生きてますよ((笑))

ご心配いただいている仲間の皆様、

大丈夫です。一歩ずつ前に進んでますよ。

 

 

 

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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」

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