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立ち寄った本屋さんでふと目につき購入した一冊。安部敏郎氏・雲黒斎共著『あなたが知らないあなたの話』
本書では、「わたし」とは何か?について述べられています。「いまのわたし」とは違う「わたし」がどこかに存在するのか?いままで知らなかった「ほんとうのわたし」を発見することで、求めていた究極の幸せについにたどり着けるのか?…
自分自身を知りたいという欲求は多くの方にあるものだと思います。私たちは、”わたし”という自我を通して、世の中を見て、判断します。それでは、いったい”わたし”というのは何でしょうか?
本書では、はじめから「自分」なんて「ない」と述べられています。自己の不在について、いろんな角度から話が進んでいきま。自分と他人という分離の意識が葛藤や苦しみを生むようになること、今起こっていることは現象に過ぎず、その出来事に対して「幸運」「不幸」、「成功」「失敗」というラベルを貼るのは、自分の思考の中に過ぎないこと。
わたしたちが外側に「ある」と思い込んでいた世界は、すべて自分の内側で起きている現象。たとえば職場に「イヤな人」がいて、明日も会社に行くと、あの「イヤな人」と顔をあわせなければならない、そう思うと憂鬱でたまらなくなる…けれど、「イヤな人」はあなたの心の中で起こっている感情にすぎない。
いつもいい気分でいるために、誰も裁かないこと、「被害者意識」を持たないこと
等々が書かれています。
全てを紹介することはできませんし、考え方は人それぞれだと思いますが、肩の力を抜いて、楽に生きるヒントがあるように思いました。以下、印象に残った言葉を本書より抜粋しました。どうにもならない現実の中でもがいていても、見方を変えることでふと楽になるのではないでしょうか。そのことから何かが変わるかもしれません。
自分が考えている「自分」って、じつは誤解や勘違いのかたまりだったりするんですよ。それに気づかずに、無理に「自分」を生きようとするから、悩んだり苦しんだりするんですね。
言葉で考えることは実在しないーこのことを見抜けば、ずいぶん楽に生きられるはずです。ただ見る。ただ聞く。ただ食べる。ただ呼吸をする。そんなふうにシンプルに生きてみる。そうすれば、それによって何一つ失わないことがわかるでしょう。それどころか言葉によって見失われていた大切なものに出会えます。
不安を抱いている人も、ワクワクしている人も、「この先どうなるかわからない」という同じ理由で、そう感じているわけです。では、この両者の何が違っているのか。それは「変化を怖れているか(結果重視)」「変化を楽しんでいるか(プロセス重視)」という違いではないでしょうか。
変化を怖れ、いまの自我にしがみついて、見えない鎖につながれたままの生き方を続けますか。それとも、見えない鎖というしがらみから自由になって、変化や未知の世界を楽しむ生き方をしますか。さて、あなたはどうします?
幸せを「いま」の中に見いだすと(そこにしか見いだすことができないのですが)、おのずと「感謝」が沸き起こってきます。
人にあわせて無理をする中で、好かれることも嫌われることもある。あるがままの自分でいても、好かれることも嫌われることもある。そのこと自体は、どっちにしても同じなんですよ。だとしたら無理しないでいたほうが楽だとは思いませんか?
起きることが起きる。それ以外はけっして起きない。こうなればよかった、こうならなければよかったと思ってはいけない。それ以外はけっして起きなかったのだから。
いまを生きる。いまが生きている
書籍紹介
- 「意識のめざめ~私が人生で知りたかったこと」
幻冬舎より発売 運命はこんなにも簡単に変わる!
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- 臨床心理学から見たエネルギーヒーリング
幻冬舎より第2弾。心理学の世界からマインドパワーについて解析!
全206ページ 1620円(税込)
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- 「生きて 愛して 笑って」
マインドパワーの真髄を学びたい人にはこの一冊
全360ページ 1944円(税込)
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マインドパワーを手にし、病を克服し、運命を変えた約200人による寄稿集。パワーを手にして臨床現場で生かす医師8名の記事も掲載。
全220ページ 1188円(税込)
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太陽の丘クリニック公式ブログ
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Source: ドクター美都の挑戦
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