神の詩 第四章五節 5

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神の詩 第四章五節 5

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スリー・クリシュナ

「アルジュナよ、私も汝も、何度となくこの世に生まれた。私はそのすべてを知っているが、汝は知らない。(五)」
続きです。
真我の境地に留まる神の化身は、
アヴァター
とも呼ばれます。

アヴァターAvataraは、
ava(下る)とtri(通り過ぎる)
を合わせた言葉で、
神人合一の境地に達した後で、
もうすでに
輪廻の必要が無いにもかかわらず、
人類を救済するという目的を持って
再度
地上に肉体を纏い再生する魂のことです。

地上に下生するのは、
一人でも多くの魂を神へと導き、
地球全体を神に近づける
という目的が明確にあります。

アヴァターの中には、
イエス大師やクリシュナ大師など
大衆の中に下生して大きな影響力を与え、
すみやかに天界へ還るアヴァターや、
ババジ大師のように
人のわからないところで長く人間の動向を見守り、
魂の進化を促すアヴァターなど
さまざまです。

地球を幼稚園に喩えてみましょう。

園児たちは、
幼稚園内を自由に遊びます。

そこには
先生たちがいて、
園児たちを見守っています。

園児が、
何か大きな間違いをしようとすると、
先生たちはさりげなく
安全な方へと誘導します。

さらに
園児たちには、
幼稚園の外に見守っている親御さんたちがいます。

先生も親御さんたちも
愛情込めて見守っているおかげで、
園児たちは
のびのびと学んでいくことができます。

そして、
やがて園児たちも成長して、
親となり、
先生となっていくのです。
ここでの一連の話では
改めて
クリシュナが
どのような境地から語っているのか、
アルジュナをどこまでの境地へと導くのか
を知らしめています。

次は

「私は不生不滅であり、万物の主であるが、私のプラクリティ(物質的原理)を従えて、私自身のマーヤ(幻力)により姿を現わす。(六)」

よく内観しておいてください。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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