東京のオミクロン株流行について

内科医
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阪大の中野先生のコロナの推移を示すグラフです。

多分、南アでの感染の状況からみて…
2ヶ月程度でオミクロン株は一時収束するものと思われます。

東京での最大の感染者数は5,000から10,000に達するでのは?
驚くことはなくインフルエンザは、もっと感染者数は多いのが実情です。
同時に今までのコロナ感染では腸管が培養母地の様な感じでしたが
今回のオミクロン株は咽頭部や気管支などが培養母地に変化している様です。

これは今までのコロナ感染の様に容易に肺炎になることが少ない…
同時に嗅覚障害も少なくなる様な記事も見受けられます。
医学的には感染母地により症状に変化があることは当然のことです。

ウイルス自体もウイルスが何を優先するかで感染時の症状が異なります。
今回のオミクロン株はコロナウィルスの変化で感染力を重視しているため…
毒性は落ちていると考えるのが自然の様に思われます。

政治は「感染者数が多くなる=支持者の減少」を基盤に動いているようで
医学的な目的とは離れている様に考えざるを得ません。

一般の皆さん方には…
コロナはインフルエンザの様になって行く過程であることを感じて下さい。
感染者数などは問題ではなく、全体を見渡す見地をもって頂きたいです。

PS1: この記事が医院を開院してから500回目の記事になります。
    良く書いたなぁ~とか思います。

PS2: QueenのBohemian Rhapsodyです。
     病気を敵視していても何も生まれないように
     ウイルスを敵視しても何も生まれない上に混乱が広がるだけかもね。


Source: 病気って…なぁに?

コメント

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