アンタが来てくれとったから、ほんま良かった。
ありがとうな。こうして家で、妻を送ってやれた。
そんなふうに、
うちの看護師が言ってもらう時、
ホンマに、良かった。生きててよかった。
って思えるぐらい嬉しい気持ちになる。
今日もそんな気持ちにさせていただける旅立ちを
その方のご家族とともにご一緒した。
10年以上も、闘病され、
その最期の数週間を家で過ごすために、
僕たちを選んでくれた。
感謝、謙虚、笑顔を忘れず、僕らはその刻に臨む。
今日も、手を合わせ帰る時、
ご主人にこう言っていただけた。
アンタらが来てくれとったから、ほんま良かった。
ありがとうな。こうして家で、妻を送ってやれた。
ザイタクは、きっとまだ、素晴らしい。と信じたい。
ザイタクは、今でも共に作り上げるものだと信じたい。
だって、僕らは今日だって、
生きててよかったって思えるぐらい、
素敵なザイタクを見せてもらえたんだから。
今日も心で泣いて、顔は笑顔で、
天国の在宅医先生のことを思って、
涙がこぼれそうだった。
どうしようもないくらい悔しい。
哀悼の意を捧げ続けたい。
今日のお看取りの帰りの車で、
この曲がラジオから流れていた。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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