網膜裂孔という言葉をご存知でしょうか。一般的に網膜剥離という言葉なら、ご存知の
方もけっこう多いと思います。かつてはボクサーさんの職業病とも呼ばれていて、網膜が
通常の位置から引き離される状態を指します。網膜裂孔はやや違って、網膜に穴が開く
という感覚でお考えいただければ分かりやすいと思います。
かつては失明するしかなかったような症状ですが、今では基本的に回復するようになっています。
ただ、皮膚をけがした時でも少し傷跡が残ったりするのですが、網膜の場合は、盛り上がってきた
状態により、やや見えにくくなる部分が残ってしまうのだとか。
発達障害の場合にも、おそらくですが、ほんの少し脳内に「苦手」部分があって、
少しだけうまく回路がつながると、以前とは違ったような表現の可能になる場合が
あります。
・「すいません」を「ありがとう」に言いかえる。
・「すいません」を「ごめんなさい」に言い換える。
・「すいません」を「申し訳ありません」に言い換える。
たったこれだけのことなのですが、①「すいません」を言わないように練習する。②どの
場面で「ありがとう」と言い換えるのかを練習する必要があります。
その言い換えが、どれだけ早く、的確にできるのかはやってみなければ分かりません。
最初に躓くと、どうしても自信がなくなり、「自分にできるのだろうか」と思ってしまいます。
そんなとき、ご家族の協力があれば、「前より良くなったね」と言ってもらうことで、自信喪失
を防ぐことが可能になります。
山手心理相談室とご家族の連携も、とても大切な事柄だと思います。
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本編にも書いてありますが、「なぜ、自分がコミュ障なのか」は多くの方が ご存じありません。
本編では、まだ未開の部分が多い脳内の仕様について、わかりやすく「右脳」「左脳」などに区分して
説明させていただいています。なぜか5チャンネル等でもご紹介いただいています。
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Source: 週刊山手心理相談室
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