カンムリキツネザル
赤ちゃんがドイツ・ライネの動物園で生まれました。
この幸せそうな顔。
zooborns.com
マダガスカルの北部にだけ生息する貴重なサルです。
カンムリキツネザルのすごいのは
すごい山に住んでいること。
生息地に
「ツィンギ」
と呼ばれる鋭い刃物のような岩が連なる場所があります。
ツィンギとは、現地の言葉で
「尖って歩けない場所」という意味です。
人がいくのは命がけの場所です。
このような場所には
いくつかの種類のキツネザルが住んでいます。
これは
ホワイトレッグドキツネザル。
dailymail.co.uk
こちら、
カンムリキツネザルのお母さんが
赤ちゃんを抱えたまま
針のような岩山を
ジャンプする映像があります。
ツィンギの合間には
カンムリキツネザルたちが食事をする森が点在しています。
こういった厳しい環境の中ですので
赤ちゃんはお母さんにしっかりとしがみついています。
こんな厳しい中に生息するのは
理由があります。
マダガスカルでは
この絶滅に瀕した希少なカンムリキツネザルは
乱獲され、
生息地は焼き払われ
地元の人の食用とされたり
高級食材としてレストランに売られてしまうことがあるのです。
現在は
大規模に保護活動が行われていますが
以前として
絶滅寸前の状態です。
キツネザル科の猿たちは、
マダガスカルの固有種で
106種類存在し、
そのうちのなんと
94%が絶滅危惧種
に指定されています。
そのうちの
23種は、
最も絶滅する危険性が高い「絶滅危惧IA類」に分類され
地球を去ってしまう可能性が高いのです。
さらに
キツネザルたちは
マダガスカル島の生態系にとても重要な役割を担っているため
絶滅してしまった場合、
他の生き物たちの存続にも関わってきます。
この笑顔が
未来永劫見ることができますように。
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Source: ひかたま(光の魂たち)
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