神の詩 第四章二十三節

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神の詩 第四章二十三節

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「物質世界の三つのグナの執着を離れて自由になり、心に不動の知識があり、祭祀のために行動する者にとって、すべての行動が溶解する。(二十三)」

この節は、
いくつかの前節のまとめになっています。

深い瞑想とヨーガの実践によって
普遍意識に達する時、
物質世界での
すべての行動領域での束縛から解放されます。

この境地に在る場合、
あらゆる行動は
神の摂理に沿ったものとなり、
その活動は
創造性を有して
あらゆる生命体、宇宙意識にとって
有益なものだけになります。

その活動領域は
真我と一体化しながらも
真我が離れた領域に在ることが自覚されます。

そのため、
「祭祀のために行動する」
という表現で説かれています。

ギーターは何度も読み返しながら
読み進める必要があります。

第一章から縦横無尽に繋がり合ってるからです。

「行動の中に無為を見る(十八)」
「無行動の中に行動を見る(十八)」
「結果に対していかなる意図も欲望もなく行動する(十九)」
「知識の火で行動を焼き尽す (十九)」
「行動の結果への執着を捨る(二十)」

「いつも満足している(二十)」
「他の誰にも頼らない(二十)」
「行動していても、何も行動していない。(二十)」
「願望が無い(二十一)」
「心身を制御する(二十一)」

「すべての持ち物を捨てる(二十一)」
「自然な流れで手に入るものに満足する(二十二)」
「二元相対性を超越して他と比較することも羨むこともない(二十二)」
「成功にも失敗にもこだわらない(二十二)」

これらは
どうしても人によって自分の視野で解釈してしまうことろです。

それを広い視野に補正するために
前後の章や節で
別の角度から繰り返し表現されています。

これらを実践強化していくことによって、
あらゆる執着から離れて自由になり、
心に不動の叡智を持ちながら、
神の摂理に沿った行動を行うことが出来ると説きます。

次は

「ブラフマンは供養である。ブラフマンは供物である。ブラフマンの火にブラフマンによって捧げられる。ブラフマンだけを意識して行動する者は、ブラフマンのもとに行く。(二十四)」

22日のお話し会は
お申込みありがとうございました。

皆さまに直接お会いできることを
楽しみにしています♪

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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