おはようございます。
当ブログの読者の方から、楽天証券での楽天カードを利用した投信積立に関して以下のご質問をいただきました。
いつも有益で楽しいブログをありがとうございます。
細かいことなのですが、なんとなく気になっていた疑問があるので、もしブログのネタにでもしていただけたらと考え質問いたします。
投資歴は10年程度でリーマンショック時はFXで大損したこともありますが、自身に売り買いのタイミングは見切れないということに気づき、現在はインデックス投資中心に行っております。
これまでiDeCo、つみたてNISA、すべての投資がSBI証券一本でしたが、昨年楽天カードでのポイント投資開始に伴い、SBI証券の特定口座で定期購入していた楽天VTIを楽天証券でカード購入することにしました。
つまり楽天経済圏初心者です。
楽天のお得な仕組みに詳しいちゅり男さんに質問です。
楽天証券でのカード使用で最大にお得を享受するために、
①月に50000円までは投信をカードで購入でポイント付与。
②SPUの条件をアップさせるために月に500円ポイント投資を行う。
の条件があるかと考えます。
現在私は月に50000円分の楽天VTIを49500円楽天カードで購入し、500円分はポイントで購入、としております。
しかしこれではもらえるポイントが495です。
では50500円分購入するのがお得になるのでしょうか?
細かい事で恐縮ですが、なんとなく気になっています。
最適解があれば教えてください。よろしくお願いします。
最後になりますが、これからも楽しいブログを心待ちにしております。
確かに、かなり細かい点に関するご質問ですねw
私自身、楽天系のサービスはいろいろ利用していますが、さすがにここまで細かい差を気にしたことがありませんでした。
一応、私なりに最適解と思われることを以下に記します。
楽天証券の投信積立を最もお得に利用するには?
楽天カード決済 50,000円/月 + ポイント投資500円が一応の最適解
結論から申し上げますと、ご質問者様のおっしゃっている通りで、
1) 楽天カード決済でポイントが獲得できる上限の50,000円をフル活用する
2) 楽天市場のSPUポイントアップ条件である「500円以上のポイント投資」を行う
この2点を満たすのが一応最大にお得ということになるのでしょう。
ただ、私自身はたかが5ポイントの違いはどうでもよいというのが正直な所です。
楽天経済圏のように資産形成のうえで有利になるシステムを上手に使いこなす知恵は重要ですが、100点満点を求めすぎるのは時間対効率が悪いですね。
また、ポイントシステムというのは刻一刻と変化しますので、今現在の最適解が何年後にも続いている保証は全くありません。
よって、今現在の最適解を知ることよりも、変化に柔軟に対応してその時々の最適解を見つけ出す能力が大変重要でしょう。
細かい違いに囚われすぎることに意味はない
個人的には、どちらでも大差ないことは深く考えずにささっと決断して次に行くことが重要だと思います。
あまり細かい違いに囚われすぎますと、いつか疲れてしまい、資産形成が長続きしなくなる可能性が高いです。
昔と比較すれば、個人投資家にとって有利な投資環境がこれだけそろっているだけで十分に恵まれています。
また、節約や投資術に関する優れたブログも増えてきており、多くの有益な情報を無料で得ることができます。
贅沢なことに、高度に情報化された現代社会においては情報不足で悩むことはほとんどなく、身の回りに溢れかえる情報をいかに効率的に処理するかという能力が求められます。
短時間でささっと調べ物をして、自分にとっておそらく有益と判断できれば、7-8割理解できた時点でとりあえず実践してみるスピーディーさが大変重要です。
そして、実践していく中で改善点が見つかればそこを適宜改善していく。
こういう生活態度を身につけることがこれからの社会を生き抜くうえで必須だと思います。
まとめ
現状では、
1) 楽天カード決済で投信積立を5万円/月
2) 楽天市場のSPUポイントアップのため500円/月のポイント投資
この2つの条件を同時に満たすのが最もお得だと思います。
ただ、ポイントシステムというのは刻一刻と変化しますので、その変化に応じて自分にとって有利な方法を考え続けることが大変重要です。
【楽天証券】
楽天カード決済によるポイント還元があまりに有利なので、現状では投資信託ならば楽天証券一択です。
SBI証券と並んで、とりあえず口座開設だけでもしておいて損は絶対にありません。
こんな記事も書いています。
楽天証券を最大限に活用するためには、楽天カードが必須です。上手く活用すれば信じられないスピードでポイントが貯まります。
iDeCoでは楽天カード決済はできませんので、やはりつみたてNISA+楽天カード決済が万人向けかつ最強の選択肢でしょう。
将来的に数千万円規模で運用する可能性があるならば、投資信託よりも米国ETFをおすすめします。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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