神の詩 第五章五節

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神の詩 第五章五節

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「知識の行者(ジュニャーナ・ヨーギ)が到達する境地には、行動の行者(カルマ・ヨーギ)も到達する。知識のヨーガと行動のヨーガを同一視する者は、正しく見ている。(五)」

智慧の道も行動の道も、
瞑想が
基本的な土台となります。

そこを土台として
心と身体を使った活動によって
霊性進化の道を進んでいくために、
宇宙意識・普遍意識という
同じ目的地に到達するのです。

ですので、
解脱するために出家をする必要もなく、
在家出家共に
理想的な生き方が出来ることを示しています。

知識のヨーガと行動のヨーガを同一視する者とは、
視野を大きく広く保ち、
その視座は高く、
物事の背後に隠れる本質を見抜く深い洞察力を持って生きている人のこと
を意味します。

そして
この二つには
「瞑想」
という共通した基盤があります。

識別力が未発達の段階では、
高い視座から見ることができないために、
二つのヨーガの共通点よりも、
細かい違いにこだわってしまいがちです。

この章では、
この二つのヨーガで経験する放棄について説明があり、
さらに
その基盤となる瞑想の実践については
第六章において説明されます。

次は

「しかし、アルジュナよ、行動のヨーガを実践しないで、行動を放棄することはむずかしい。行動のヨーガで意識を統一した聖者は、すぐにブラフマンのもとに行く。(六)」

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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