発達障害についての間違った概念

カウンセラー

4月になり、新入学を迎える方・ご両親も多いと思います。それぞれの人生が、それぞれの形で

 

輝けることをお祈りしています。

 

 

 

 

最近、ある小説で次のような記述を見ました。

 

『自閉症スペクトラム障害を持つ息子に積み木をさせていました。息子は一生懸命に何かを

 

作っています。やがて出来上がった「お城」らしきものに、「それなあに」と聞くと、息子は

 

「積み木」と答えました

 

もっともらしい表現なのですが、成人の方が集まる山手心理相談室では、そのような答えは

 

ありません。では、「それは何ですか?」と尋ねると、何と答えるのでしょうか。

 

 

 

 

意外かもしれませんが、「分からない」が圧倒的です。なぜかというと、今作っているものが

 

「お城」であることは認識できて、その通り答えればOKなのはなんとなく理解しているのですが、

 

「それ」と「何」が意味するものを理解できにくいのです。「それ」という指示代名詞と、

 

「何」という宇宙の果てから飛んできたような言葉を理解できないために、うまく答えることが

 

できす「知的障害」と間違われることもあるそうです。

 

(もっとも、このブログを見た方の場合は「写真」とお答えになる方もいらっしゃると思います)

 

 

自分がなぜ上手くいかないのか・あるいはみんなと同じように話せないのか。

 

原因は一人ひとり違います。難しいのは、発達障害が中度以上であっても学力の高さで

 

ある程度その部分を補える方も存在するという事実でしょうか。

 

(言葉が通じないので、当相談室では原則対応できません)

 

それだけに、自分が「障碍者として生きる」ことを目的とする就労移行支援施設等を先行させず

 

自分がどのタイプなのかを考え、それに見合った対応を一緒に考えませんか。

 

 

ご連絡は、できればメールでお願いします。

 

 

 

 

 

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ぜひ一緒にコミュ障を改善しましょう。

 

(お読みいただいた方すべてが改善するわけではありません。効果には一人ひとり差があります)

 

興味をお持ちいただいた方は、ぜひ山手心理相談室までご連絡ください。このブログ ではご返事

 

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Source: 週刊山手心理相談室

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