神の詩 第五章七節 2

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神の詩 第五章七節  2

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「行動のヨーガで心を浄化し、自己を規制して感覚を抑制し、自己の真我を万物の真我と認識する者は、行動しても束縛されない。(七)」

続きです。

この状態に在っては、
サムスカーラを残すことがなくなるために、
行動は
自ずと宇宙の摂理に沿ったものだけとなります。

いかなる行動があっても、
それ自体に巻き込まれることも無く、
束縛されることも無くなります。

「行動のヨーガで心を浄化し、自己を規制して感覚を抑制し、自己の真我を万物の真我と認識する者」

現代社会では、
このような生き方を実践していると、
多くの困難に立ち向かうことになることもあります。

その生き方を
盤石なものとするために、
真我によって試され、
強化されるのです。

世界各地の先住民たちは、
この生き方を
しっかりと実践していましたが、
やはり
過酷な試練を与えられた歴史があります。

北米の先住民たちもそうでした。

1492年以前には
北米に500~1600万人いたと推測されている先住民族は、
19世紀までに25万人にまで
激減しています。

人口が激減した原因には、
直接・間接的な原因を含めて
白人入植者による虐殺が大きく関係しています。

オーストラリアの先住民も、
白人が入植してくる前には
50万~100万人はいたと推定されていますが、
白人たちに殺されずに生き残ったのは、
わずか
7万人。

記録によると、
まるで動物を狩りするように
次々と殺していったようです。

北米先住民たちは、
どんな過酷な試練にも
自分たちの正しい生き方を変えることはありませんでした。

正しい生き方の実践では、
最初に、
「自分の思いと行動を一致」
させなければなりません。

北米先住民たちを虐殺した側にいた人たちは、
一体どんな気持ちで射殺していったのでしょうか。

続きます。

光の魂たち 植物編 人の霊性進化を見守る植物たち
森井啓二
きれい・ねっと
2020-06-21


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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