突然の悲しみや苦しみに準備なんかしてらんない。

医療機関

突然の激しい冷たい雨の中、昨日は、歩き続けた。

 

何故かそれが楽しく思える自分がいて、

昔から、そうだなあ、、なんて思い出しながら。

 

人生は時に、突然に、しかも予期せず、悲しく苦しいことに遭遇する。

 

 

小学生の頃、懸命に準備してた運動会の準備を担任に頭ごなしに怒られた時。

中学で始めたラグビーが楽しくて笑顔で練習してたらいきなり先輩に怒鳴りつけられた時。

高校時代、ラグビーの信じていた仲間に明らかに嘘をつかれ裏切られた時。

医学部ラグビー部で、先輩の後輩への突然の暴力を目の当たりにした時。

研修医になってすぐに突然同級生が死んだ時。

乳がん患者さんからの先輩の訴訟に何故か巻き込まれ医局の先輩医師から突然、圧がかかった時。

リハの医局では今でも信じられないくらいのパワハラといじめにあった時。

明日さえも見えない中、老健に行った時。まあ、これは予期してたっけ((笑))

開業した時、医療界の複雑な闇を突きつけられた時。

父母の介護に関して、遠くの兄弟に理不尽なことを言われ断絶に至った時。

愛する母に、訳あって、数年逢えず、再会が、死に顔だった時。

 

僕の苦しみや悲しみは、こんな程度だ。

こんなどころではない苦しみや悲しみの

最中の人だって、たくさんいると思う。

だから悠長にこんな話をしてることさえも憚られる。

 

人生には、いつだって、悲しみや苦しみは、突然に訪れる。

しかしそんな悲しみや苦しみの中、いつだって、笑ってきた。

いや、笑うしかできなかった。のかもしれない。

だから今では作り笑顔なんてお手の物((笑))

 

僕が僕であるために、必死に笑って、歩き続けてきた。

そんな悲しみや苦しみに出逢うことなんか、これっぽっちも思わずに。

 

 

人は、そんな苦しみや悲しみのための準備をしておこう、

みたいな呑気なことを言うのだが、

実際にはそんな事はできるわけもない。

はっきり言って、そんな準備なんかは、

毎日悲しくて苦しくてやってらんないし、

したくないってのが正直な感想だ。

 

 

 

さあ、それならどうする?!

 

そろそろ考え方を変えるべきではないのか。

医者のための人生ではない。

自分の、そう、あなたの、人生だ。

 

普段は、笑って暮せばいい。

そんな悲しいことや苦しいことなんか、

準備なんてしなくていいし考えなくたっていい。

 

だけど、、、もし、、、どうしても、、、

避けられない悲しみや苦しみに出逢ってしまったなら、

そんな時だけでいい。僕らのことを思い出してはくれないか?

 

その苦しみや悲しみの支えにはなれなくても、

それでもそばに居る。いや、そばに居たい。居させてほしい。

やっぱり正直、主語は自分なのかもしれない。

 

 

もう嘘はつきたくない。

主語は誰だってかまわない。

人として人を支えたい。

ただそれだけのこと。

 

それが玉手箱研究会の哲学だ。

いよいよ始めるぞ。玉手箱研究会。

 

 

今日はこの曲です。

良かったら聴いてください。

 

 

 

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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」

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