親父からの電話

医療機関

年末に酔っぱらい、

家の前で寝込んでご近所さんと

警察さんにお世話になった親父。

その親父に少し怒っている自分がいた。

 

毎年、母は忘年会シーズンが嫌いだった。

それは、呑兵衛の親父が酔っ払いすぎて

何かしらやらかすからだ。

不安定になる母が今ではホント懐かしい。

その心配をしてくれるはずの母は、昨年天国に。

 

この年末は、流石におとなしくしてるだろうと思っていたが、

母が生きていた時と変わらず、案の定酔っ払い、やらかした。

 

 

その親父にいい加減にしろや、、、と、

心の中の苛立ちが収まらず、

年末以来、電話もしていなかった。

 

東北の弟が、気にかけてくれる

とのことで任せていた。

いや、まあ、はっきり言って

親父のことから逃げていた。

 

 

今日、久しぶりに、どこか弱々しい、それでも、

強がっている親父の声で、電話があった。

 

「しょうたろう、おい、お母さんの土地の税金の督促状来とんねん。」

「あ~それな、、、こっちで、やっとくわ。」

「そっか、頼むな。」

「一人、大丈夫か?」

「まあ、やっと慣れてきたな。大丈夫や。」

「そうか、じゃあまたな。」

「おう。」

 

こんな会話だったが、正直ちょっと嬉しかった。

 

そう言えば、酔っ払い方や失敗の仕方が、

最近、親父に良く似てきた気がする。。。((笑))

 

 

『自主自立』これが唯一の親父の教えだ。

いついかなる時も自由の裏には自己責任がある。

やる時は自分でやれ。自分の責任でやれ。最後まで自分で立て。

 

俺も、親父に負けず、しっかり立とう。

いよいよ四月が来る。始まりの予感だ。

反撃のファンファーレが聴こえる。

「やるなら今しかねえ」

親父からの電話でそう言われた気がした。

 

今日は、この曲です。

良かったら聴いてください。

 

 

 

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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」

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