神の詩 第五章十節 5
「行動をブラフマンに捧げ、執着を捨てて行動する者は、蓮の葉が水に汚されないように、罪悪に汚されない。(十)」
続きです。
この蓮の在り方は、
特に、
世俗の中にあっても世俗にまみれることなく
自らを清浄に保ちながら生育し、
最後に
美しく悟りを開くという
神を求める理想的な人の象徴になっています。
特に、
世俗の中にあっても世俗にまみれることなく
自らを清浄に保ちながら生育し、
最後に
美しく悟りを開くという
神を求める理想的な人の象徴になっています。
仏教には、
「煩悩即菩提」
という言葉があります。
「煩悩即菩提」
という言葉があります。
これは、
煩悩を泥沼に喩えて、
菩提を蓮の花に喩えています。
蓮が
泥を栄養として美しく開花させる様は、
煩悩(泥)の中に菩提(神性)となる要素がある
という考え方です。
「清浄でも穢れがあっても、オームの聖音を常に唱え続ける者は、蓮の葉が水に濡れないように、罪によって穢れることはない。」ゴーラクシャ・シャタカ
「蓮を観じて自浄を知り、菓(このみ)を見て心徳を覚る。」空海「般若心経秘鍵」
続きます。
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Source: ひかたま(光の魂たち)
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