千代田区外神田の神田明神の境内には多数のお社がございます。
ちょうど本殿向かって境内の左奥に配されているのが「浦安稲荷神社」です。
今からおよそ180年前に遷座され、以前は内神田の鎌倉町にお祀りされていたものだそうです。
御祭神は、“宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)”です。
今回、稲荷の神よりは、東京(江戸)の元来の役割について御教えいただきました。
どうぞご一読いただけますと幸いに存じます。
Rinokia
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「江戸(東京)は、元より“守護”の意気(=勢い)が強いのです(※ここでは攻守のなかの守り、すなわち“防御”を指しています)。
戦(いくさ)も、あるいは世の泰平ですらも、守護(=防御)に連なる“持久(持久力・耐久力)”が肝要です。
さらには、その差(=持久力の有る無し)が、(将来にわたる)明暗の分かれ道でもありましょう。
何かしらの(能動的な)動作なくば、守護ならぬのではありません。
むしろ、すでにその場に“在る”ことが何よりの守護とも申せます。
ですが、それはなにも大きな存在(=集団や団体)を指すばかりではありません。
あなたのその身(=存在)もまた、いずれかに欠かせぬ守護(=守り)となっているのです。
ですから、どこかしら、あなたが今まさに関わるべき(=関わっている)場があり、さらには、愛するべき人々があるとするならば、自らがそれらの守護、すなわち“安堵(あんど)の拠りどころであるかを、懇(ねんご)ろに(丁寧に)見つめてまいりなさい。
悠久のときを紡(つむ)ぎ、なお人々の暮らしを守るとは、ひとえに耐え忍ぶばかりではありません。
むしろ、わが身こそ、すべての守護とならん(なるべき)と心に念じ、強く逞しく、生きるべく幾多の知恵を結集する、まさに全身にて奮う(=頑張る)べき、大いなる生き様なのです。
静かに佇(たたず)むその内(心内・中身)には、焔(ほのお)の燃え盛るがごとく、慈しむべき大地(土地・地域)と、そして愛しきわが民を守るーーー これが江戸の意気(=心意気)なのです。」
(次回④へ続きます。)
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Source: 神々からのメッセージ
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