[アイキャッチ画像:岸田劉生『切通之写生』]
【この記事は 第65回日本糖尿病学会 年次学術集会に参加したしらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞き間違い/見間違いによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】
大阪市内を歩いていると,よく方角を間違えます.大阪市内は おおむね平坦な地形で,ビルが立て込んでいるところでは,太陽の方角から判断することも困難です.
一方 神戸っ子は絶対に方角を間違えません.六甲の見える方角が北だからです.そして,おおざっぱに見れば,神戸は六甲から海岸までほぼ一定の傾斜の斜面地形です.このことは 神戸の住宅地では平坦地というものはほとんどないことを意味します. 坂道ばかりです.
そう思っていたら,こんなポスター発表がありました.
P-34-3『斜面土地に在住する糖尿病患者における坂道への認識の違いによる影響』
面白いですね.学会といってもおカタい発表ばかりではないのです.
いったいなぜ こんなことを調べたのだろうと思い 発表者を見ると,国際医療福祉大学 熱海病院の先生でした.私は 熱海の温泉が好きで ほぼ毎月のように常宿の温泉ホテルに行きますが,たしかに熱海も平坦地は全くと言っていいほどありません. 急坂/急カーブばかりです.
あいじょう岬展望台から望む熱海市街
で,この病
第65回日本糖尿病学会の感想[1] 坂道は嫌いですか

コメント