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誰に気兼ねすることなく、「がん」と口にできる日 ~第149回 がんサロン~

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+5.2℃の朝まぁ、この時期にしてはこんなもんか...そして日中は25.3℃相変わらず気温差が大きい街であるそんな今日は、月に一度の『がんサロン』心に溜まった毒を吐き出す日である今日ばかりは、“がん患者”でいられる日このときばかりは、「がん」という言葉を気兼ねなく口にできる日なのだサロン会場がある病院まで、少しだけ急な坂がある  私はその坂を勝手に、  “心臓破りの坂”と呼んでいるのだが...体力が落ち、体調が悪かった治療中は、なかなか上ることができなかった息を切らしながら、一歩一歩進んでいたそんな今では、軽々と歩ける過去の自分への、ちょっとした優越感だ坂の先には、病院に続く公園がある毎月ここを通るたび、四季の移り変わりを感じられる癒しの場所だ新緑が眩しい...清々しい青い空...風にそよぐ木々の声...まだ5月だというのに、すでに噴水が稼働している水の音は、癒しだ...幼い子どもたちが、素足で無邪気に水と戯れる姿はなんとも長閑である世界で何があっても、ここにある平和...コロナが広がってから、何度か中止を余儀なくされた『がんサロン』参加者も減り、以前来ていた人たちも、今ではほとんど来ることはなくなってしまったが、今日はいつになく参加者が多く、久し振りに賑やかなサロンとなったマスクを着用しての会話は、表情もわからず、声も届きづらく、なんとなく無機質な感じがするそれでもこうして開催し

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