朝、5℃
日中、8℃
太陽が出なくなって、今日で8日
あと一週間は、
雲の上に引きこもるらしい
そんな今日も、
ストーブが欠かせない朝となる
“乳がんになった身体”
“乳がんにならなかった身体”――
身体はひとつしかない
だから、比べることはできない
が、なんとなく思うのは、
“がん治療をすると、
老化が早いような気がする”
そりゃそうか
卵巣の働きを止めて、
強制的に女性ホルモンの分泌を抑えているわけだ
身体に様々な影響が出るのは必至である
4週間に一度、
お腹にホルモン注射を打ちに病院へ行った
卵巣の働きを止める薬だ
打つたびに、
「なんでこんなことしているんだろう」
と、哀しくなった
数日間、必ず落ち込んだ
毎朝服用するホルモン剤も、
手にしては、
「これを飲むと、
身体がどんどん変わってゆくんだ...。
私は自ら、
これで自分の身体を変えているんだ...」
と思うと、飲むのが怖かった
飲むたびに罪悪感に襲われた
“乳がんを治療するため”
頭ではわかっていても、
心のどこかで“女性”としての思いが足掻いていた
一生で、
ティースプーン1杯しか分泌されないエストロゲン
その、たったティースプーン1杯のエストロゲンが、
心臓を守り、
血管や骨を強くしてくれ、
脳の健康を維持してくれる
それを止めるのだから、
やっぱり不調を来たすのは避けられない
生きるため――
が、その代償は小さくはない
大切な命を守るためには、
まず、『早期発見』
だから、今日も私はℓで...
大切な人を悲しませないためにも...
がんの思いは、
がんを経験した人にしかわからないから――
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Source: りかこの乳がん体験記
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