被害者意識全開で、他人の批判ばかりしている人は多い。
自分の身近にもそんな人はいるが、文句ばかりで辟易してしまう。
そうならないためにプレイすべきなのがローグライクゲームである。
ローグライクゲームとして有名のなのは風来のシレンをはじめとする「不思議のダンジョン」シリーズ。
不思議のダンジョンはおそらく人生で一番長い時間プレイしたゲームである。
自分はこのゲームから人生を学んだといっても過言ではない。
今回は不思議のダンジョンから学んだことについて書いてみる。
ローグライクと自己啓発本
ローグとは
- プレイのたびに形が変化するランダム生成ダンジョン
- ターン制の戦闘
- 死んでしまうと武器やアイテムは無くなりレベルは1に戻る
という特徴を持つストイックなゲームで、同様のシステムを持つものをローグライクゲームと呼ぶ。
「プレイするたびに内容が変化」するので毎回何が起こるのか分からず、「死んだらアイテムはロストしてレベル1に戻る」ため緊張感の高いプレイが楽しめる。
そしてアイテムをロストしてしまっても誰のせいにもできず、受け入れるしかない。
さらに手に入る武器、アイテムは完全にランダム。
手に入ったアイテムがロクなものではなかったとしても、それを受け入れて手持ちのカードでいかに戦うかを熟考しなければならない。
これらの考え方は有名な自己啓発本「7つの習慣」と「嫌われる勇気」に書かれていることである。
7つの習慣
7つの習慣は成功のために必要な7つの考え方を解説した書籍。
おそらく世界で一番有名な自己啓発本である。
7つの中で最初の習慣が「主体性を発揮する」。
周りの環境や他人のことなど、自分ではコントロールできない外の環境に支配されない。
主体性を発揮して、この状況でいかに行動するかを考える。
つまり何か問題が起こったときに、他の人や周りの環境のせいにするのではなく、主体的に行動しましょう、という考え方である。
いつも他人の悪口や現状への不満ばかりを口にしている人がいる。
彼らは被害者意識で自分がコントロールできないことばかりに集中していて、主体性を発揮していない。
全くコントロールできない問題は、それを受け入れるしかないのである。
他人の批判ではなく、自分に何ができるかに集中しなければならない。
これは不思議のダンジョンから学べることである。
嫌われる勇気
「嫌われる勇気」はアドラー心理学を解説した書籍。
心理学とはいうが、どちらかと言えば哲学に近いものである。
基本思想は、他人を変えるのではなく自分が変わる、
変えられないものに注目するのではなく、変えられるものに注目する
「わたしがどうするか」だけを考える
アドラー心理学ではこれを「能動的なあきらめ」と呼んでいる。
大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うか。
これも不思議のダンジョンから学べることである。
どんな理不尽な状況になったとしても、それを嘆いていても仕方ない。
それを受け入れて、今与えられたアイテムをどう使うかである。
まとめ
このように不思議のダンジョンは人生について学んだゲームである。
被害者意識全開で他人の批判ばかりしている人を見ると、是非プレイしてほしくなってしまう。
その他にもピンチのときに、一旦落ち着いて手持ちのカードを確認することの重要さ。
万が一に備えて、二重三重の保険をかけておくこと。
このゲームから学んだことは多い。
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