神の詩 第五章十二節 30

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 神の詩 第五章十二節 30

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「心を統一した者(ヨーガ行者)は、行動の結果を捨てて、究極の平安に達する。心を統一していない者は、欲望のままに行動し、結果に執着して束縛される。(十二)」

続きです。

聖典には
一言一句
無駄なものは無い
ということをしっかりと理解すべきです。

ここでもう一度
「心の統一」
に必要なことを再確認しておきましょう。
霊的理想の確立
人の本質である魂は、
ブラフマンまたはパラマートマンと呼ばれるすべての創造主であり、
無限であらゆるものに遍満している至高霊の分け魂(アートマン)です。

だから
アートマンを悟ることが、
パラマートマンを悟り、
合一することとなります。

それは、
この宇宙のすべてと融合して一つに還ることを意味し、
それこそが
人が霊的進化の道を歩んでいく理想になります。

人はこの理想を掲げて、
強い意思を持って歩み始めると、
次第に
精妙な波動が理解できるようになっていき、
今まで漠然と感じていた至高霊の波動を
より明瞭に感じられるようになっていきます。

ここで
霊的意識が強ければ、
さらにその歩みが早まります。

これが
第一章四節で述べられていることの真相です。

勇敢な戦士たち、
ユユダーナ、ヴィラータ、ドルパダたちがお互いに協力し合いながら、
霊的進化の道を歩めば、
その足取りは確固たるものになります。

明日は
神へと向かう意思
について述べましょう。

続きます。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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